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» 2006年04月10日 11時00分 公開

新生活に、静かでエコな“カッコいい”キューブPCを──Shuttle「G5 1100」 (1/4)

一時期のブームは去ったが、小型でデザイン性にも優れるキューブ型PCの人気はいまだ高い。今回はPentium M+ACアダプタ+そこそこの拡張性を備える、昨今の静音PC志向ユーザーの“ツボ”を押さえたホワイトボディのキューブ型PC、Shuttle「G5 1100」を紹介しよう。

[石川ひさよし,ITmedia]
photo Shuttle「G5 1100」。Pentium M 740搭載の推奨構成例(今回の評価機)で12万9900円から(ディスプレイはオプション)

 キューブ型PCの先駆けで、現在もそのデザイン・機能性を大きな強みとするShuttle。国内の自作PCユーザーにはキューブ型ベアボーンキットがよく知られているが、最近同社は一般ユーザーも想定した完成型となるPCの販売にも力を入れ、直販サイトも設けた。今回はその直販サイト「Shuttle-Online」で販売されるモデルの中から、Pentium M+ACアダプタ仕様の静音&高性能キューブ型PC「G5 1100」を紹介する。

 Shuttle「G5 1100」は、ノートPC向けCPUとなるPentium MないしCeleron Mを搭載するキューブ型PCだ。四角く小さな筐体に鮮やかなホワイトのカラーリングが採用され、見た目だけでもかなり魅力的に映る。

 Shuttle-Onlineでは組み立て済みの完成版PC──いわゆるBTOに対応する形態として販売されるため、“自作”を意識することも当然必要はなく、初心者でも安心して購入できるようになっている。CPU、メモリ/HDD容量、OSの種類、グラフィックスカードの種類、ディスプレイの有無、などのBTOメニューが用意される。ちなみに、Pentium M 740(1.73GHz)、512Mバイト(256Mバイト×2)メモリ、80Gバイト(Serial ATA)HDD、Intel 915GM内蔵オンボードグラフィックス(グラフィックスカードなし)、Windows XP Home Edition SP2を搭載する推奨構成例で12万9900円(税込み)からとなっている。

photophoto ホワイトカラーが鮮やかなキューブ型筐体。開閉式のフロントパネル内にオーディオ入出力、USB 2.0×2、4ピンIEEE1394が、そしてメモリカードリーダー(SDメモリカード/CF/メモリースティック/スマートメディアカードスロットを搭載)を同じく開閉式の3.5インチオープンベイに備える

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photophoto 本機との相性ぴったりの17インチSXGA液晶ディスプレイ「XP17P」(ホワイト)もオプションで用意する。1280×1024ドット(SXGA)表示対応のMVAアクティブマトリクスカラーTFTパネルを採用し、DVI-D/アナログRGBインタフェースを備える。背面に回転式スタンドが備わり、縦位置での設置も行える。BTO価格はプラス4万4625円。

 ベースとなるベアボーンキットは同社「XPC SD11G5」となる。XPC SD11G5はIntel 915GM+ICH6-Mの採用マザーボードを搭載し、FSB 533MHz/400MHzのPentium MないしCeleron Mの搭載を可能とするモデルだ。ノートPC向けプラットフォームを採用することで消費電力や発熱量は少なく、冷却に必要なファンの風量や回転数を抑えられるため、総じて高い静音性を実現できることが大きな特徴である。

photo 出力220ワットのACアダプタにより電源を得る

 もう1つ、ACアダプタを採用するのも静音化や熱対策に貢献できるポイントだ。本機には出力220ワットのACアダプタが付属する。ACアダプタとしてはかなり大容量のものであり、同社によると100ワットクラスのグラフィックスカード、例えばGeForce 7800 GTXも搭載可能であるという。

 さすがにBTOメニューではGeForce 7800 GTXは用意されないが、それほどのポテンシャルを秘めていることは頼もしい。ただしそのサイズ118(幅)×175(奥行き)×57(高さ)ミリ(例えると3.5インチ外付けHDDよりちょっと小さいほど)となかなか巨大である。ACアダプタ本体はどこか目立たない場所に隠しておくなどの工夫は必要だが、内部の熱対策や静音化に非常に効果があることだろう。

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