超小型ボディだけに、内部にはパーツが凝縮されている。バッテリーは右側面よりにあり、ホールド時は右手のグリップとして機能する。気になる駆動時間は標準のバッテリーパックSで約3.5時間、排他利用のバッテリーパックL(別売)で約7時間となる。なお、バッテリーパックLを取り付けると右側にバッテリーパックがはみ出す。
底面のカバーを取り外すと、すぐにシステム部が現れる。底面直下には容量30Gバイトの1.8インチHDD(加速度センサーによる保護機能付き)と、Mini PCI Expressの無線LANモジュールが並ぶ。それらはマグネシウム合金製のフレームに固定され、マザーボードを保護するような形で配置されている。
1.06GHzで駆動するCPUの超低電圧版Intel Core Solo U1300や、ノースブリッジのIntel 945GMS、512Mバイトのオンボードメモリはその反対側にあり、ヒートシンクで覆われている。超小型のマザーボードをカバーするように、さまざまなモジュールが配置されている印象だ。
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