東京にある銀座ソニービルは、最新のソニー商品が展示されるショールームだ。発売前の先行展示や参考商品の展示などが行なわれるほか、発売前の実機に触れることができるため、人気モデルの発売前後は多くの人でにぎわう。
5月16日に同社から発表された超小型PC「VAIO type U VGN-UX50」は、久々のミニPCということもあり、非常に注目度が高い(“「いつも両手で握っていたい」秀逸の使い心地”や“新VAIO type Uを分解して、見た!”を参照)。
実際、発売を前にVGN-UX50に触れる数少ないチャンスということで、会社の昼休みや帰宅時にショールームを訪れる人が増えたという。特にVGN-UX50の展示初日は展示機が1台だけだったこともあり、手にとって評価する時間を一人2分までに制限したにも関わらず階段まで行列ができるほどの盛況ぶりだった。後に展示機が2台に増え時間制限もなくなったが、新しいtype Uをひとめ見ようとするユーザーが展示の前を囲むように列を作っていた。
ショウルーム課でVGN-UX50を担当するフロアアテンダントに話を聞くと「ここ数年では一番の人出です」とのこと。来客層は「従来のtype UユーザーやCLIEをお使いいただいているお客様」が大半で、購入を前提とした“最終確認”をするために訪れる人が多いようだ。
ショールームに訪れた人は「待望のモデルが出たという感じですね」「実際に使用感を確かめに来ました」と久々のtype Uの登場に期待する。また「外出中にCLIEで青空文庫を読んだりするが、液晶が見づらいので代わりを探していた」というCLIEユーザーは、「(UMPCに比べて)type Uならちょうどいい大きさ。実機に触れてみて予約する決心が固まりました」と語った。
なお、銀座ソニービルショールームの営業時間は11時から19時までで、VAIO type Uの先行展示は2階で行われている。今週末は多くの人でにぎわいそうだ。
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