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眞鍋かをりスパイウェアに驚く――“軽く”て“使いやすい”CAのセキュリティスイート2007(2/2 ページ)

» 2006年10月04日 19時30分 公開
[前橋豪,ITmedia]
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インタフェースを一新し、使い勝手を向上

 製品発表会では、長谷一生SMB&コンシューマー事業部長が、CAインターネットセキュリティスイート2007の特徴を解説した。

 まずはネット犯罪対策だが、スパイウェア対策機能は、20万種以上のスパイウェアを検出して削除でき、米国国防総省をはじめ400万ライセンスの実績があるという。迷惑メール対策機能は、信頼できる送信者の承認リストを作成し、リスト外の成りすましメールや差出人不明メールを隔離するホワイトリスト方式を採用。他社製ソフトで一般的なのは、迷惑メール送信者を登録して隔離するブラックリスト方式だが、メールアドレスを変更しながら送信される迷惑メールに対応できないため、ホワイトリスト方式が有利としている。

 競合他社のソフトと比較して、1/4〜1/5程度のサイズというコンパクト設計もポイントだ。インストール容量は60Mバイト、ダウンロード容量は42Mバイトに抑えられており、従来のeTrustブランド製品で定評があった軽快な動作を継承したという。

 使い勝手については、インストール時に、推奨するセキュリティ設定や定義ファイルの更新を自動的に行う仕様とし、初心者に配慮した。また、ウイルス対策、スパイウェア対策、ファイアウォールといった各機能のアップデートを1回の更新でまとめて行うことで、ユーザーの手間を減らしている。ユーザーインタフェースは従来より大幅に変更され、操作性が統一された。そのほか、新機能として、セキュリティ上の問題を検出して1クリックで自動修正が行える「今すぐ解決ボタン」、新種のウイルスなどの最新情報を操作画面に表示する「アウトブレーク機能」、製品のよくある質問やキャンペーン情報を操作画面に表示する「お役立ち情報機能」が追加されている。

 CAデスクトップDNAマイグレーター2007は、160種類以上のアプリケーションの環境設定とデータファイルのバックアップ、PC間のデータ移行が行える。バックアップはデータ単位によるもので、イメージバックアップには対応していない。移行可能な設定ファイルは、ネットワーク、プリンタ、ブラウザのお気に入り、アドレス帳、データファイルとなっている。

競合他社製ソフトの必要ハードディスク容量は250Mバイトや350Mバイト。これらに対して、60Mバイトと小容量であることをアピールした
セキュリティのトラブルが発生すると、セキュリティセンター上に問題の場所と今すぐ解決ボタンが表示され、1クリックで自動修復が行える
アウトブレーク機能は、同社のセキュリティデータベースと連携し、新たなセキュリティの脅威や新種のウイルス、スパイウェア情報を操作画面に表示する

ブログの女王もセキュリティ対策には無頓着だった?

 製品解説の後には、ブログの女王として知られる眞鍋かをりさんをゲストに招き、長谷氏と「個人ユーザーのセキュリティ対策」をテーマにトークセッションが行われた。

 眞鍋さんは、以前にも日本CAのイベントに出席しているほか、PC関連のコンテンツ全般に強いタレントというイメージだが、昨年に同社の製品をもらうまでは、とくにセキュリティ対策をしていなかったという。初めて同社のスパイウェア対策ソフトをインストールしたさいには、208ものスパイウェアが検出されて、驚いたそうだ。友人もセキュリティ対策をしていない人が多いらしく、個人ユーザーのセキュリティ意識はあまり高くないのが現状ではないか、と指摘した。

 長谷氏によれば、PCにプリインストールされた90日間試用可能なセキュリティ対策ソフトを使っている場合、試用期間を過ぎても更新しないユーザーが多いとのこと。最近は一時期ほど話題にならないが、個人情報の漏えい事件はあい変わらず増えており、個人ユーザーのセキュリティ対策はより重要性を増していると述べた。

液晶パネル部の端を持って壊してしまったため、新しいPCが欲しいという眞鍋さん。データ移行が簡単というCAデスクトップDNAマイグレーター2007をぜひ使ってみたいとのこと
右から、日本CAの根塚眞太郎代表取締役社長、眞鍋かをりさん、新製品のパッケージを持った同社SMB&コンシューマー事業部長の長谷一生氏
製品解説中に示されたオンライン詐欺の実態を示すグラフ。インターネット利用者の4.7%がオンライン詐欺にあった経験を持ち、被害総額は推定330億円にのぼるという(出展はブロードバンド推進協議会試算2006)
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