10月17日にATIが発表した新GPU「RADEON X1950 PRO」を搭載した製品が、さっそくアキバに登場した(関連記事:「エクストリームなハイデフ」環境で知るRadeon X1950によるCrossFireの底力)。第1号はPowerColorの「X1950 PRO Extreme 256MB」で、先週の水曜日から少数が出回っている。価格は3万円前後。金曜日にはSapphireの「RADEON X1950 PRO」も複数のショップに入荷。比較的入荷数が多く、週末に手に入る可能性は高い。こちらも価格は3万円前後となっている。
RADEON X1950 PROはコアクロック575MHz、メモリクロック1.38GHzのGPUで、リファレンスカードでは256MバイトのDDR3メモリを搭載している。ATIの最上位シリーズにラインアップされているが、GPUのグレードはRADEON X1900シリーズの最下位「XT」よりもやや下がる。価格と性能から「NVIDIAのGeForce 7900 GSのライバル」と考えるショップが多かった。


Sapphire「RADEON X1950 PRO」(写真=左)。PowerColor「X1950 PRO Extreme 256MB」は、2段のブラケットを占有する独自のクーラーを搭載している基盤の上部に見えるのがネイティブCrossFireのコネクタだ(写真=中央)。「CrossFire Cable」は1枚のグラフィックスカードに1本同梱されており、2本で結ぶことでCrossFireが構築できる(写真=右)同じグラフィックスカード2枚を使ってCrossFireが構築できる「ネイティブCrossFire」を採用したのも見逃せない。これまでのCrossFireは通常のカードと「CrossFire Edition」カードを外部ケーブルで接続して構築していたが、新システムではカード上部にある2基のコネクタを付属のケーブルで結ぶだけですむ。ネイティブCrossFireの導入については、「SLIのようにPC内部でセットアップするうえ、CrossFire Edtionの登場を待たずに構築できるようになったのは評価できます」(BLESS秋葉原本店)など、好意的に捉えるショップが多かった。
| 製品: | PowerColor「X1950 PRO Extreme 256MB」 |
| 入荷ショップ | |
| パソコンショップ・アーク | 2万8980円 |
| T-ZONE.PC DIY SHOP | 2万9480円 |
| USER'S SIDE秋葉原本店 | 2万9923円 |
| ドスパラ秋葉原本店 | 3万480円 |
| BLESS秋葉原本店 | 2万8800円(売り切れ) |
| TSUKUMO eX. | 2万8980円(売り切れ) |
| クレバリー1号店 | 2万9373円(売り切れ) |
| フェイス秋葉原本店 | 2万9770円(売り切れ) |
| 高速電脳 | 2万9800円(売り切れ) |
| 製品: | Sapphire「RADEON X1950 PRO」 |
| 入荷ショップ | |
| クレバリー1号店 | 2万8323円 |
| フェイス秋葉原本店 | 2万8770円 |
| BLESS秋葉原本店 | 2万8800円 |
| TSUKUMO eX. | 2万9780円 |
| パソコンショップ・アーク | 2万9780円 |
| T-ZONE.PC DIY SHOP | 2万9800円 |
| 高速電脳 | 2万9800円(売り切れ) |
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