レビュー
» 2006年10月30日 16時00分 公開

Vista世代の低価格ワイドノートPC「Endeavor NJ2000」 (2/3)

[三宅忍,ITmedia]

ゆったりとしたキーボードと広いタッチパッド

 15.4インチのワイド液晶を搭載した本体は、横幅がゆったりと広く取られ、横ピッチ19ミリのキーボードを無理なく搭載している。フルキー部に変則的なピッチのキートップはまったく見られず、EnterキーやBackSpaceキーといった多用するキーにも十分な大きさが割り当てられている。

 さらに、カーソルキーがほかのキーより1段下げて搭載されており、右Shiftキーを使うさいにもカーソルキーと押し間違える心配はない。キートップにはわずかにぐらつきがあるが、指を乗せて力を加えるとスムーズに沈み込むため、タッチタイプで立て続けに文字を入力するような使い方でも、キーの打ち心地に違和感を覚えることはなかった。また、キーボードユニットを支えるシャーシ部の剛性が高く、確実なボトム感が返ってくることから、テンポよくキー入力を行なえる。

液晶ディスプレイ(写真=左)とキーボード(写真=右)

 タッチパッドは、左右ボタンを1枚のプレートで覆ったデザインがユニークだ。一見すると使い勝手よりデザインを優先したようにも思えるが、ボタンを押してみると、押し心地がわずかに固い点を除けば使い勝手は通常の2ボタンタイプと変わらない。また左右ボタンの同時押しも可能なので、特殊な操作方法を要求するアプリケーションも問題なく利用できる。独立したスクロールボタンは用意されないが、横幅の広いパッドをは右端に上下スクロール用エリアを広く確保できるため、スクロール操作もスムーズに行なうことができた。

 キーボード奥の右側には、2つのワンタッチボタンのほか、画面表示のワイド/スクエア切り替えボタン、タッチパッドのオン/オフ用ボタン、電子マニュアルやFAQなどの情報を集めた独自のメニューソフト「インフォメーションメニュー」の起動ボタン、電源ボタンが用意される。とくに画面表示の切り替えボタンは、プレゼンテーションでプロジェクターに繋ぎ、スクエア表示をしたい場合に便利な機能だろう。

 これらのボタンはデザイン上のアクセントである銀色のラインに埋め込む形で搭載されており、必要な機能を備えつつ、見た目をすっきりと仕上げている。ワンタッチボタンには、付属ソフト「HotKeyユーティリティ」を使って任意のアプリケーションを割り当てられる。ただしHotKeyユーティリティは初期状態では導入されていないため、付属のリカバリーツールを使ってユーザーがインストールする必要がある。

よく使う端子に簡単に手が届くレイアウト

 続いて各種コネクタを確認していこう。右側面には、手前からPCカードスロット、2基のUSB 2.0、IEEE1394(4ピン)、Sビデオ出力端子が並ぶ。また、アナログRGB出力とLAN端子は、ケーブルがじゃまになりにくい右奥に搭載されており、レイアウトと数の両方に不満のない構成だ。なお、背面にはさらに2基のUSB 2.0が用意されているので、プリンタなどを常時接続してもケーブルをすっきりと取り回すことが可能だ。

 本体手前には、マイク入力端子、ヘッドフォン端子のほか、メモリカードスロットを搭載。位置を目視しながらケーブルやカードの着脱を行なえるため、ストレスなく利用できた。ただしメモリカードスロットは対応メディアがSDカードとMMC、メモリースティックの3種類のみ。xDピクチャーカードを採用したデジタルカメラと連携するには、別途リーダーを用意する必要があるのは残念なところだ。IEEE802.11a/b/g準拠の無線LAN機能は、本体手前のスイッチで手軽にオン/オフを切り替えられる。なお、無線LANはBTOメニューで削除することも可能だ。

左から本体前面/背面/左側面/右側面

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