レビュー
» 2006年10月30日 16時00分 公開

Vista世代の低価格ワイドノートPC「Endeavor NJ2000」 (3/3)

[三宅忍,ITmedia]
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ベンチマークテストによる評価

 ベンチマークテストでは、PCMark05、3DMark05、FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3を実行した。

左からPCMark05、3DMark05、FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3の結果。ゲームをはじめ3D描画性能に頼るソフトはやや辛いが、それ以外は十分以上の性能を発揮している

 その結果、PCMark05の総合スコアは2635 PCMarksと、据え置き型ノートPCとしては標準的なスコアとなっている。ただし、Graphicsを除く、CPU、Memory、HDDの各項目は優秀な結果を残しており、グラフィック性能に目をつぶれば、ミドルレンジクラスのノートPCと同等以上の使い勝手が得られるだろう。

 一方、3DMark05では、オンボードグラフィックス(GMA950)の3D描画性能が反映され、総合スコアは571 3DMarksに止まっている。PCMark05の結果と同じように、CPUスコアは優秀だが3D性能を必要とするアプリケーションを本機で快適に使うのは辛い。

 最後のFFベンチでは、低解像度モードで「初期設定の状態で快適な動作が可能」という結果になってはいるものの、実際にテスト中の画面を見ていると、キャラクターが多く表示されるシーンでコマ落ちが目立った。プレイは可能だが快適に遊ぶのは難しそうだ。

Vistaを見据えた構成に

 価格は、Core 2 Duoを搭載した状態で最も安い構成を選んだ場合は9万8700円、評価機の構成だと12万6000円となる。ただし、評価機はメモリ容量が十分とはいえないので、予算に少々上乗せして、1Gバイト以上のメモリを搭載した状態で購入してほしい。前述の通り、高解像度液晶や高性能グラフィックスチップ、TV機能といった付加価値的な機能は一切省かれているものの、最新のCore 2 Duoを搭載できることから、基本性能は家庭用PCのニーズを十分以上に満たしてくれるはずだ。本機は、限られた予算を有効に使える選択肢といえる。

 最後に、Windows Vistaへのアップグレードキャンペーンについて触れておこう。本機の購入者が利用できるキャンペーン内容は、Windows XP Home EditonからWindows Vista Home Bacic(8400円)、Windows XP Home EditionからWindows Vista Home Premium(1万3650円)、Windows XP ProfessionalからWindows Business(3150円)の3種類となる。購入時のOSは、このアップグレードキャンペーンを踏まえたうえで選択してほしい。

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