オープンソースな大人のオモチャ、「GP2X」ってなんだ?GP2Xで遊ぼう! 第1回(2/3 ページ)

» 2006年10月31日 15時11分 公開
[爪生聖,ITmedia]

単3電池駆動が可能、ただしバッテリーの持ちは……

単3電池2本で稼動。供給電圧が安定しなくなると動作も不安定になるので、大容量のニッケル水素電池などを使用した方がよい

 電源には単3電池を2本使用するが、メインプロセッサがARM920T/ARM940TのデュアルコアCPUのため、燃費はあまりよくない。実質的には2次電池が必須だろう。なお、2700mAhの大容量ニッケル水素電池の場合で連続4時間ほど稼動する。充電機能はないので別途充電器が必要だ。

 一方、据え置きであれば3.3ボルトのACアダプタが利用できるものの、専用アダプタはプラグの形状が韓国のC型になっており、変換プラグを用意するか、あるいはメガネコード自体を国内用に替えなくてはならない。

 内蔵メモリ以外のメディアにはSDカードを利用する。容量が大きくなると相性問題が発生しがちだが、これはGP2Xに限らない話だ。USB 2.0でPCと接続すれば内蔵メモリ、SDカードともにストレージとして認識される。メモリカードリーダ/ライタがあればそちらを利用する方が手軽だろう。

 そのほか、24ピンの外部端子が搭載されており、Sビデオ、2チャンネル音声が出力できるほか、JTAG、USBホスト、シリアル用の端子まで用意されている。ただ、実際にこれらを利用するには別売のケーブルやインタフェースボードが別途必要だ。

USBはミニコネクタ、DCコネクタは3.3ボルトだ(写真=左)。別売のACアダプタのプラグは韓国C型。ただし輸入代理店によっては変換プラグを独自に添付しているところもある(写真=中央)。USBでPCに接続し、メニューからUSBを選択するとストレージとして認識される(写真=右)

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