電源には単3電池を2本使用するが、メインプロセッサがARM920T/ARM940TのデュアルコアCPUのため、燃費はあまりよくない。実質的には2次電池が必須だろう。なお、2700mAhの大容量ニッケル水素電池の場合で連続4時間ほど稼動する。充電機能はないので別途充電器が必要だ。
一方、据え置きであれば3.3ボルトのACアダプタが利用できるものの、専用アダプタはプラグの形状が韓国のC型になっており、変換プラグを用意するか、あるいはメガネコード自体を国内用に替えなくてはならない。
内蔵メモリ以外のメディアにはSDカードを利用する。容量が大きくなると相性問題が発生しがちだが、これはGP2Xに限らない話だ。USB 2.0でPCと接続すれば内蔵メモリ、SDカードともにストレージとして認識される。メモリカードリーダ/ライタがあればそちらを利用する方が手軽だろう。
そのほか、24ピンの外部端子が搭載されており、Sビデオ、2チャンネル音声が出力できるほか、JTAG、USBホスト、シリアル用の端子まで用意されている。ただ、実際にこれらを利用するには別売のケーブルやインタフェースボードが別途必要だ。
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