米SanDiskは1月4日、容量32Gバイトの1.8インチSolid State Disk(SSD)をOEM向けに出荷開始したと発表した。ノートPC向けハードディスクドライブの置き換えを目指す。
新SSDは、SanDiskのTrueFFSフラッシュマネジメント技術によるNAND型フラッシュメモリを採用、MTBF(平均故障間隔)は200万時間を実現するという。同社によると、読み出しレートは毎秒62Mバイト、データ処理回数は512バイト転送で7000IOPS(inputs/outputs per second)。またファイルアクセスレートは0.12ミリ秒を達成しているという。
一方で稼働中の消費電力は0.4ワットと低く、電池駆動時間の延長に貢献する。
ただし当面はコストが高いことから、2007年前半の新SSD搭載ノートPCの価格は、従来のハードディスク搭載機種と比べ600ドル程度高くなるとSanDiskは見積もっている。
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