先週の金曜日、日立GSTの3.5インチHDD「Deskstar 7K1000」シリーズから、1Tバイトモデルが登場した。価格は5万1000〜5万6000円で、在庫は少数。また、同シリーズの750Gバイト版も出回っている。こちらは3万3000〜3万5000円だ。
1TバイトHDD「HDS721010KLA330」は、シリアルATA II(フェーズ2)に対応しており、バッファ容量は業界最大の32Mバイトを搭載している。回転数は7200prmで、プラッタを5枚内蔵。なお、同シリーズはIDE接続の1Tバイトモデルもラインアップしているが、バッファ容量は8Mバイトとなる。
多くのショップがPOPを作って大々的に広告しているものの、手を出す人はまだ少ないようだ。
USER'S SIDE秋葉原本店は「1台のドライブに何百Gバイトのデータを保存するのは怖いでしょうし、何より1TバイトHDDは高価です。現在は500Gバイトでも1万円台半ばで買えるので、様子見している人が大半。ただ、一部のハイエンドユーザーは、1TバイトHDDで豪勢なRAIDを構築したいと考えているようです」と話す。T-ZONE.PC DIY SHOPも「最大容量を更新するHDDは、いつでも高嶺の花です。注目度は高くても、売れ行きにつながらないのはしょうがない」と語る。
一方、高嶺の花をよそにヒットを飛ばしているのが、センチュリーの「裸族のアパート」だ。3.5インチHDDを5台搭載できるアルミ製のHDDケースで、PCケースのシャドウベイを取り出したような簡素な外観となっている。各ドライブはネジ留めが不要で、付属のレールを貼り付けて、簡単に着脱できる。また、上部に銅製品を連結することも可能だ。
昨年12月に登場した、フリーダム「五重の塔」とよく見た製品で、価格も同等ながら「連結タイプの安い外付けHDDケースは、ある程度名の通ったメーカーなら確実にヒットします」(某ショップ)という。データ漏洩を恐れ、古いHDDを破棄せずに手元に残しているユーザーが多いため、複数のHDDを活用するアイテムには強いニーズがある、と説明してくれた。実際、多くのショップで好調に売れている。「1Tバイトの大豪邸が理想ですが、手を出すのは安いアパートになりますね」とのこと。
製品名: | 日立GST「Deskstar 7K1000(HDS721010KLA330)」 |
入荷ショップ | |
TSUKUMO eX. | 5万1980円 |
ドスパラ秋葉原本店 | 5万2190円 |
USER'S SIDE秋葉原本店 | 5万2290円 |
パソコンショップ・アーク | 5万2500円 |
ツートップ秋葉原本店 | 5万2980円 |
T-ZONE.PC DIY SHOP | 5万4390円 |
フェイス秋葉原本店 | 5万4970円 |
BLESS秋葉原本店 | 5万5980円 |
製品名: | 日立GST「Deskstar 7K1000(HDS721075KLA330)」 |
入荷ショップ | |
TSUKUMO eX. | 3万3980円 |
ドスパラ秋葉原本店 | 3万4280円(予価) |
USER'S SIDE秋葉原本店 | 3万4440円 |
製品名: | センチュリー「裸族のアパート(CRAP-BK5)」 |
入荷ショップ | |
クレバリー1号店 | 1863円 |
パソコンショップ・アーク | 1880円 |
BLESS秋葉原本店 | 1980円 |
高速電脳 | 1980円 |
T-ZONE.PC DIY SHOP | 1980円 |
TSUKUMO eX. | 1980円 |
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