こんにちは! refeiaです。
今日はXPPenが5月に発売した左手デバイス「Pilot Pro 編集コンソール」を見ていきましょう。Pilot Proは名前から分かる通り、動画クリエイターをターゲットの中心に据えたデバイスです。
動画が中心とはいえ、我々のイラスト分野にも、あるときはストラテジーゲーム用コントローラーである日本マイクロソフトの「サイドワインダー ストラテジック コマンダー」を駆使して美麗な絵を描く一派が現れたり、またあるときはContour Designの「Shuttle PRO」シリーズがトップクリエイターの愛用品だったりと、制作の品質や効率のために、分野の外にも貪欲に目を向けてきた歴史があります。
また本製品は、公式に「DaVinci Resolve」「Premiere Pro」「Lightroom」と並んで「Photoshop」も挙げられているので、静止画の制作にも親和性は高いはずです。
といったところで、自分はDaVinci ResolveとLightroomは多少使えるとはいえ、動画制作や写真撮影が専門ではないので、PhotoshopやCLIP STUDIO PAINTでイラスト制作に使ったらどうか、という視点で本機をチェックしていきます。それではよろしくお願いします!
まずは大まかな仕様をチェックしていきましょう。本機は大きなスティックが特徴で、左手デバイスとして見ると珍しいスタイルだと思います。
主にユーザーが機能を割り当てて使うのは、以下の4系統の入力です
スティック上部のボタンを押すと設定を一覧できるHUDの表示でき、その上部ボタンの周囲をダブルタップするとマッピングを切り替えられます。
スイッチ類は触ってすぐ、品質が高いのが分かります。手元の「TourBox Elite Plus」はカチカチとマイクロスイッチの音がする上質なスイッチですが、本機はスティックもボタンも、「しっとり静音」な上質感があります。
1人で作業する環境ならば、カチカチ音はテンションが上がるかもしれないですが、職場や学校、家庭などで自分以外がいる環境では、静かな方が便利そうです。
また、本機はWindowsとMacはサポートしますが、iPadやAndroidには対応していません。
そこそこの大きさと重さのボディーで、スティックの大きな出っ張りもあるため、裸で運搬するのは安心できません。本機はセミハードケースが付属しており、スティックやボタンがしっかり守られるようになっています。
TourBoxシリーズのキャリーケースは、別売かつ、専用の割には本体から飛び出ているダイヤルを特別守るような格好ではなかったので、これくらいやってくれると安心感がありますね。
Wacom「Cintiq Pro」に迫る実力 27型4K/120Hzで約30万円のXPPen「Artist Pro 27(Gen 2)」でお絵描きして分かった魅力と妥協点
悲願のiPad対応を果たした「TourBox Elite Plus」 その実力は? プロイラストレーターが試したぞ
ロジクール初の分割式“左手デバイス"が登場 プロ絵師による「MX クリエイティブ コンソール」レビュー
夢の左手デバイスはまさかのゲームパッド「8Bitdo Micro」だった プロイラストレーターが試して分かった驚き
高級左手デバイスはどんな人に向いている? プロイラストレーターが「TourBox Elite」を試して分かったことCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.