悲願のiPad対応を果たした「TourBox Elite Plus」 その実力は? プロイラストレーターが試したぞある日のペン・ボード・ガジェット(1/3 ページ)

» 2024年12月11日 16時00分 公開
[refeiaITmedia]

 こんにちは! refeiaです。

 今日はiPad対応「TourBox」の夢を見ていきます。TourBoxは登場時から現在まで、継続的なハードとソフトのアップグレードによって「高級左手デバイス」という分野ながら、じわじわとポピュラーな存在になってきています。

 そのような中で、これまではPCには対応するもののモバイルOSには対応しておらず、特にiPadのユーザーからはセルシスの「CLIP STUDIO PAINT」やSavage Interactive Ptyの「Procreat」といった、クリエイティブアプリで使いたいという声も聞こえていました。

 そして2024年、従来の最上位機「TourBox Elite」にiPad対応を追加した、「TourBox Elite Plus」が12月下旬に発送予定となっています。今回は一足先に、iPadでの動作を中心としたミニレビューという形で見ていきましょう。

TourBox Elite Plus refeia 左手デバイス TourBox Tech 最新モデル iPad対応 TourBox Techの左手デバイス最新モデル「TourBox Elite Plus」(左)。直販価格は4万3967円ですが、期間限定で3万9572円の予約キャンペーン(正式販売が始まり次第終了)を展開中です

 ネタバレですが、TourBox Elite PlusのiPadモードは実質「キーボードデバイス」で、PCで使うほどの利便性は期待できない、という結論になります。

シリーズ最新モデル「TourBox Elite Plus」とは?

 まずは、TourBoxシリーズについて少しおさらいしておきましょう。2020年に初代TourBoxが発売され、現在は

  • 初代の後継機「TourBox NEO
  • 廉価版の「TourBox Lite
  • 無線接続や高機能ダイヤルを追加した上位版「TourBox Elite

 の3モデルが発売されていたところに、Elite Plusが追加されたわけですね。上の2モデルがUSB接続、EliteがUSBとBluetooth接続に対応しています。

TourBox Elite Plus refeia 左手デバイス TourBox Tech 最新モデル iPad対応 公式Webサイトより。Liteは、なかなかキュートで価格も安い(13413円)です

 既に、Eliteは2023年にレビューをしています。ハードウェアの作りの良さや、高速に操作しているときの快感、集中を助けるような感触は素晴らしいものの、イラスト用途においてはダイヤルやマクロの優位性が薄まるため、キーボードでショートカットを使いこなしている状態を超えるのは困難、という結論になっています。

本体と接続をチェック

 それでは本体をチェックしていきましょう。基本的には先代のTourBox Eliteとほぼ同じ、ボディーの剛性やボタン類のシッカリ感も同じです。

TourBox Elite Plus refeia 左手デバイス TourBox Tech 最新モデル iPad対応 手首の角度が開き気味になるのは自然で楽な姿勢です

 Bluetooth接続は2台までペアリングでき、背面のボタンで接続先を切り替えます。動作はトグル式ですが、どちらが有効になったかはLEDの色で見分けることができるので、混乱することはありません。

TourBox Elite Plus refeia 左手デバイス TourBox Tech 最新モデル iPad対応 切り替えには、重めの本体(電池込みで実測423g)を持ち上げながら操作する必要があります

 2台ペアリングできるのは、PCでもiPadでも使いたい人にはちょうどよい仕様ですね。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月26日 更新
  1. 攻めの構造と98%レイアウトの賛否はいかに? ロジクールの“コトコト”キーボード「Alto Keys K98M」を試す (2026年02月25日)
  2. テンキーレスの定番「ロジクール MX KEYS mini」が1.3万円で買える (2026年02月24日)
  3. AIツールやショートカットを爆速で操れる「ロジクール MX MASTER 4」がセールで1万7910円に (2026年02月24日)
  4. エレコムが半固体電池を採用した“次世代モバイルバッテリー”に挑んだ理由 (2026年02月25日)
  5. 路面状況をリアルに再現しタイム向上に貢献するダイレクトドライブのハンコン「ロジクール G RS50 SYSTEM」がセールで8万9490円に (2026年02月24日)
  6. 画面が伸びる! 勝手に回る! デジタル文房具の未来を拓くLenovoの“変態ギミック”搭載PC 3選 (2026年02月23日)
  7. 羊の皮を被った赤い狼 日常に溶け込む“ステルス”デザインにRTX 5070を秘めたゲーミングノート「G TUNE P5(レッド)」レビュー (2026年02月24日)
  8. 部屋の換気タイミングを逃さない「SwitchBot CO2センサー」が20%オフの6380円に (2026年02月24日)
  9. 手入れが簡単で吸引力が続く、軽さも魅力な「日立 かるパックスティック PKV-BK3K」が28%オフの3万3800円に (2026年02月24日)
  10. 公取委が日本マイクロソフトに立ち入り調査 独禁法違反の疑い 複数の報道 (2026年02月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年