モバイルCPU採用のデスクトップPCからデュアル水冷G TUNEまで――過去最大級ブースで魅せたマウスコンピューターの「本気(マジ)」を軣社長に聞く:東京ゲームショウ2026(1/3 ページ)

» 2026年09月20日 13時00分 公開
[渡辺まりか,ITmedia]

 幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の「東京ゲームショウ2026」は、ビジネスデイの初日(17日)は5万3530人、18日は5万2545人、一般公開日の19日は7万8678人が来場するほど盛況であった(しかし、最終日の21日は台風の影響で中止が決まっている)。

 「これまでで最大規模」で出展したというマウスコンピューターの「G TUNE/NEXTGEAR」ブースでは、17日に発表されたばかりの「NEXTGEAR」2モデルと「G TUNE」1モデルをはじめ、新しいゲームプレイを提案するための参考展示などが行われていた。

 新製品発表会で語られたことも含め、同社ブースの様子をリポートしよう。

「G TUNE/NEXTGEAR」ブース 大規模なマウスコンピューターのブース
マウスコンピューター公式の <ビジネスデイ Day1> 配信

デスクトップ級の性能を省エネ&低価格で実現した新「NEXTGEAR」

 同社のカジュアルゲーマー向けブランド「NEXTGEAR」シリーズから登場した、最新世代のミニタワーPC「NEXTGEAR JG-I5G60」と「NEXTGEAR JG-I5G7L」は、これまでのゲーミングデスクトップPCの常識を覆す意欲作だ。

NEXTGEAR JG-I5G60の仕様 NEXTGEAR JG-I5G60の仕様
NEXTGEAR JG-I5G7Lの仕様 NEXTGEAR JG-I5G7Lの仕様

 最大のポイントは、NEXTGEARシリーズとして初めて、Intelのプロセッサを採用したことだ。しかも、モバイル向けのCore Ultra 5 245HXプロセッサ(14コア14スレッド/最大5.1GHz)である。

 モバイル向けといっても、「ごつくて重い高性能なゲーミングノートPC向けに設計されたCPU」(イベントに登壇したインテル 技術営業本部 セールス・アプリケーション・エンジニアの矢内洋祐さん)であるため、省電力/低発熱でありながら、デスクトップ向けCPUに迫る処理性能を持つ。

 そのような特性を持つIntel製CPUをデスクトップPCに採用し、高い処理性能を維持しながら、発熱や消費電力、そしてゲーム中の動作音を大幅に抑えることに成功したという。さらにアイドル時など負荷が低い状態ではケースファンが完全に停止する「セミファンレス仕様」となっており、日常の使いやすさも兼ね備えている。

 NEXTGEAR JG-I5G7Lでは、水冷仕様でオーバークロック版のGeForce RTX 5070を搭載しており、高いゲームパフォーマンスを備えている。加えて、ミドルレンジのモバイル向けCPUを採用していることもあり、比較的価格が抑えられている。これからPCゲームを本格的に始めたいというエントリーユーザーに適した1台だと感じた。

展示中の「NEXTGEAR JG-I5G60」と「NEXTGEAR JG-I5G7L」 ブースに展示中の「NEXTGEAR JG-I5G60」と「NEXTGEAR JG-I5G7L」
別角度から アクセントカラーの採用など、見た目はこれまでの意匠を引き継ぐ
背面 背面のWindowsのステッカーがある
ステージ上に置かれた機種 ステージ上に置かれた両モデル。左のホワイトモデルが「NEXTGEAR JG-I5G60」、右のブラックモデルが「NEXTGEAR JG-I5G7L」だ
林田奈美さん マウスコンピューター 製品部 製品企画室 デスクトップパソコン担当プロダクトマネージャー 林田奈美さん

 同社製品部 製品企画室 デスクトップパソコン担当プロダクトマネージャー 林田奈美さんは、「NEXTGEARは『ゲームを楽しむ、全ての人へ』というブランドコンセプトで開発されているゲーミングPCだ。ゲーミング性能だけでなく、発熱、消費電力、動作音を含め、日常的な使いやすさとのバランスを重視している。次の買い替えでモデルを選定中であるとか、これからPCゲームを始めたいという人がいれば、ぜひ選択肢に含めてほしい」と語った。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年11月05日 更新
  1. 月1200ドルのAIコストが電気代20ドルで済む? NVIDIA「RTX Spark」搭載PCのデモで見えた“ローカルAI”の実力 (2026年11月04日)
  2. ミュンヘン市はなぜ再びオープンソースソフトウェアへ回帰するのか? 脱Microsoftを巡る欧州の最新事情 (2026年11月04日)
  3. 月額無料のAI通訳イヤフォン「W4 Plus」を試す 翻訳精度をオンラインとオフラインで比較した (2026年11月03日)
  4. “コーヒー香る”PC&スマホスタンドがMOFTから登場 新「Coffee Collection」2製品の実用性をチェックした (2026年11月04日)
  5. エレコム、“しろちゃん”の表情で充電状況が確認できる小型パネル内蔵Type-Cケーブル (2026年11月04日)
  6. 米Microsoftはなぜ最大6万人に早期退職を打診するのか? 決算資料から読み解く巨額AI投資の“台所事情” (2026年11月02日)
  7. サンワ、超小型筐体を採用した3ポート搭載スイッチングLANハブ (2026年11月02日)
  8. そのときのアキバはどんな姿に?――MSIが2027年9月までのキャンペーンを実施 (2026年11月02日)
  9. “左手デバイス”にもなる、エレコムのキー&ダイヤル付き8in1ドッキングステーションを試す 便利だが惜しい点も (2026年11月02日)
  10. 14年前の“黒歴史”を経て生まれたNVIDIA「RTX Spark」は何を変える? 「AI PC」から「Agentic PC」へと昇華するローカルAIの道筋 (2026年10月30日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー