モバイルCPU採用のデスクトップPCからデュアル水冷G TUNEまで――過去最大級ブースで魅せたマウスコンピューターの「本気(マジ)」を軣社長に聞く:東京ゲームショウ2026(3/3 ページ)

» 2026年09月20日 13時00分 公開
[渡辺まりか,ITmedia]
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ユーザーとリアルに出会えるイベントを大切にしたい

 発表会後、同社代表取締役社長 軣秀樹さんへの個別インタビューを行う機会を得た。

 今回のTGS2026で過去最大級規模のブースを構えたことについて、「このようなイベントは、ユーザーの生の声を聞くことのできる貴重な機会だと考えている」と前提を述べた後、「だからこそ、メーカーみんなで協力して市場を盛り上げていく必要がある。このように目立つようなブースにすることで、多くの人の興味を引けるのではないかと考えた」と語った。

軣秀樹社長 マウスコンピューター 代表取締役社長 軣秀樹さん

 軣さんは開発部門を率いていた経歴がある。「開発部門の出身者として、イベントは新製品発表にうってつけだと考えている。1年がかりで準備した製品もあり、モバイルCPU採用のゲーミングPCや水冷モデルなど、他社にないユニークな製品を多数発表できた。『マウスは何をやっているんだ』『ちょっと面白いことをやっているね』と思ってもらえたらうれしい」と語った。

 TGS2026の期間中である9月19日からは、名古屋でeスポーツを含めた「第20回アジア競技大会」が始まっている。

 軣さんは社長就任以来、eスポーツイベントの協賛などに力を注いでおり、同大会への意気込みを聞くと「日本のeスポーツ市場はまだ盛り上がりが足りない。今回のアジア大会が活性化のきっかけになることを期待している。同大会で当社のPCが採用されたことは光栄で、成功を願っている。2026年はeスポーツ選手がアスリートとして仲間入りした初年度であり、その歴史的な場に立ち会えた意義は大きい。これを機に日本のeスポーツがさらに発展するよう、今後も全力で協力し、日本選手の活躍を応援したい」と抱負を述べた。


 水冷オーバークロックというとがりつつもゲーマーの求める高速処理/安定性を実現したり、モバイル向けCPUを採用することで高い省電力と静音性を両立させたりするなど、ゲーム(eスポーツ)人口を増やしたいという同社の志向を具現化したモデルが相次いで登場した。

 さらにクラウドゲーミングという未来の選択肢まで視野に入れた開発を行っている。これからのモノ作りとゲーミングPCの進化から、今後も目が離せそうにないと感じさせる発表と展示であった。

ブース周辺ではカタログ入りのバッグが配布されていた ブース周辺ではカタログ入りのバッグが配布されていた
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