米Appleは4月15日、ビデオ編集ソフトのFinal Cut Proを中核としたソフトウェアスイート「Final Cut Studio 2」を発表した。
Final Cut Proはバージョン6となり、新しいHDコーデックのProRes 422に対応。SD程度のファイルサイズながら非圧縮HDの品質を保っているとAppleは述べている。
Motion 3はサラウンドミキシングなどに対応。サウンド編集ソフトのSoundtrack Proはバージョン2となった。このほか、Compressor 3、DVD Studio Pro 4.2が同梱されている。
新たに追加されたアプリケーションはカラーグレーディングとフィニッシングのためのプロツール「Color」。
Final Cut Studio 2と連動したアセット管理、ワークフロー自動処理ソフトウェアの「Final Cut Server」も発表された。
Final Cut Studio 2の価格は14万8000円。出荷は6月下旬から。Final Cut Serverは、1サーバ/10クライアントライセンス版を11万8000円、1サーバ/アンリミテッドクライアントライセンス版が23万8000円。こちらは夏に発売予定。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.