4月13日に、マイクロソフト「Windows Vista Ultimate α+(plus)」の限定販売がはじまった。Windows Vista Ultimate α+は、DSP版Windows Vista Ultimateにマイクソフト製マウスやショップ独自のオマケを付けた製品。Windows Vista発売開始の1月30日に登場した「Windows Vista Ultimate α」に続く、限定パッケージ第2弾だ。
1週間前の6日から、マイクロソフトのスタッフ自らがPCパーツショップに出向き、α+のオブジェやポスターを設置する気合いの入れようで、ある店員さんは「Vistaの売れ行きがイマイチなので、ゴールデンウィーク前にテコ入れしたいのでしょう」と話していた。マイクロソフトの努力もあって、α販売時よりも多くのショップが協力し、4月初旬のアキバはα+一色となった。
しかし、解禁日当日「半分予想していましたが、全然動きがありません。Ultimateを求めるユーザーのニーズは、すでに満たされている感があるので、限定パッケージに惹かれる人は少ないのでしょう」などのコメントが複数のショップで聞かれた。別のショップは「α+よりも、普通のUltimateのほうが売れています。オマケが魅力的でなかったということも大きいでしょうね」と、残念そうに話す。
しかし今後の好転に期待する声もあった。「Vistaが採用しているDirecitX 10を標準サポートしたミドルレンジのVGAカードが登場し、CPUも大幅に買いやすくなった。ゴールデンウィークには、Vistaマシンを新規で組もうと考えている人がたくさん詰めかけると踏んでいます。α+のブレイクはこれからですね」(某ショップ)
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