802.11n「ドラフト2.0」認定プログラム、6月開始

» 2007年05月17日 07時51分 公開
[ITmedia]

 無線LAN推進団体のWi-Fi Allianceは5月16日、「802.11n draft 2.0」認定プログラムを6月に開始するとして、新しいロゴと認定製品を発表した。802.11n draft 2.0は、次世代無線LAN規格「IEEE 802.11n」の最終承認が2008年以降となったことを受け、「プレ標準」として設定されたもの。

 IEEE 802.11nは、従来の無線LANに比べて最高で5倍のスループットを実現し、HD動画の配信や複数プレイヤーによるオンラインゲーム、より高速なデータ転送などが可能となるという。

 802.11n draft 2.0認定プログラムでは、相互運用性やセキュリティ、従来のWi-Fi製品との後方互換性などについてテスト。Atheros、Broadcom、Cisco、Intel、Marvell、Ralinkのルータやアクセスポイントなどの製品が認定を受けた。

 802.11n draft 2.0のホワイトペーパーは、Webサイトから入手できる。

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