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» 2007年06月11日 13時02分 公開

古田雄介のアキバPickUp! AMD主催イベント:RADEON HD 2600/2400は「今月中」、“真”の最上位は「ノーコメント」 (1/2)

RADEON HD 2000シリーズのすばらしさ(生々しくなったRubyさんのくちびる)を伝えるアキバ店頭イベントが行われた。一方、Intel in Akiba 2007では、声優の古谷徹氏がC2Qマシンの自作にチャレンジしていた。

[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

RADEON HD 2600/2400シリーズは6月中に登場するかも――“真の”最上位GPUは謎のベールに包まれたまま

イベントの様子。当日は(AMD主催イベントらしく)雨天が予想されたため、テントを設置していた

 5月に発表されたATI RADEON HD 2000シリーズの紹介イベントがTSUKUMO eX.店頭で行われた。イベントのスタート前から、ATIグラフィックスのイメージキャラクター「Ruby」が登場する3Dムービー「Whiteout」のデモを大画面TVに映し出しており、通行中に足を止めるユーザーも多数見られた。

 司会はAMD店頭イベントでお馴染みの佐藤氏。まずは、リアルタイムレンダリングにより表現した「Whiteout」の精密な描画について語る。

 「“美しい”や“緻密”を通り越して、“生々しい”の域に達しています。このハイレベルな描画をリアルタイムでこなしてしまうのが、新しいRADEONシリーズです」とアピールし、続いて「第二世代ユニファイドシェーダ」と「DirectX 10完全対応」、「最新のグラフィック技術フル装備」と、新シリーズの特徴をまとめて解説。

 その中でも、基本のCGモデルを元に自動で細部のポリゴンを生成する「テッセレート」技術を説明するくだりでは、ギャラリーから感嘆の声が漏れた。「RADEON HD 2000シリーズはハードウェアでテッセレートを行います。このため、CPUやメインメモリが低スペックなマシンでもリアルなCGがすばやく作成できるのです」と佐藤氏。

「Whiteout」を表示しながら、呼び込みを行う佐藤氏(写真=左)。デモ機はRADEON HD 2900XTとAthlon 64 X2 6000+を組み合わせたハイエンドな構成(写真=中央)。「Whiteout」(写真=右)
衣類や肌が非常にリアルに表現されている(写真=左)。RADEON HD 2000シリーズの特徴をまとめて、簡単に解説(写真=中央)。注目を集めたテッセレートの解説(写真=右)

 話題はHD動画の再生に移る。ここで、強調されたのが画質向上技術「ATI Avivo HD」だ。H.264/AVCやVC-1など、HD DVDやBlu-rayビデオなどで採用されているHD動画のデコード処理をすべてGPU上でこなせるのが特徴。

 「従来のカードではCPUの処理を必要としたため、BD-ROMの映画を観るなら、正直デュアルコア以上のCPUが欲しいところでした。しかし、RADEON HD 2000シリーズならその心配がいりません」。シングルコアCPU搭載機などの低スペックマシン向けに勧めるのは、まだ出回っていない下位の2600/2400シリーズという。「ローからミドルの価格帯で、安くPCを組むには最適です。ハイビジョンコンテンツを気軽に楽しみたい人に向いています」(同氏)。

 2900 XTでネックとなっている必要な電源容量の大きさも、詳細は未定ながら、下位シリーズなら半分以下になるとのこと。登場時期については「今月中だと思います」と語っていた。なお、RADEON HD 2000シリーズの性能差については、「クロック数よりもシェーダ数が重要になります」(同氏)。

 今回は同社のCPUに関する新しい情報は聞かれなかったが、イベントの最後に、“兄貴”こと日本AMD・土居憲太郎氏が、プレゼンシート内の写真として登場。“なんちゃって”ではない、真のクアッドコアCPUについて、近日の公開を計画中という。

ATI Avivo HDによるデコード処理の範囲(写真=左)。シェーダ数の違いを際だたせたRADEON HD 2000シリーズのラインアップ一覧(写真=中央)。次回予告(?)にチラッと兄貴の姿が(写真=右)

 ちなみに、RADEONユーザーの一部で噂されている“RADEON HD 2000シリーズの真の最上位”モデルについては、ノーコメントとのことだった。少なくとも、次に登場するのはミドル以下のRADEON HD 2600/2400シリーズであることは間違いなさそうだ(→ベンチ比較:「Radeon HD 2900 XT」を「GeForce 8800」シリーズと比較する

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