待っていたぜ!DDR2対応電撃マザー──ASUS「Blitz Formula(Special Edition)」イマドキのイタモノ(2/3 ページ)

» 2007年09月12日 20時30分 公開
[寺崎基生,ITmedia]

バラック組みでもケースに組み込んでも使いやすくなったR.O.G.の機能

 Blitz Formula SEには、R.O.G.シリーズの定番機能ともいえるギミックが多数用意されている。基板に電源とリセットボタンがあるのは当然として、HDDアクセスLEDもオンボードで用意されたので、オーバークロッカーに多い「バラック組み」システムでも、スイッチやインジケータのコネクタを「チマチマ」取り付ける必要がなくなった。

 また、COMMANDO以前のR.O.Gシリーズでは基板に実装されていたCMOSクリアのボタンが、Blitz Formula SEでは背面のバックパネルに移動したほか、バックパネルに設置されていたBIOSのPOSTコードを表示する「LCD Poster」が、ケーブル接続の外付けユニットに変更されるなど、マザーボードをケースに組み込んで使う「ごく普通のユーザー」でも、R.O.G.シリーズに用意された機能が使いやすいように改善が施されている。

COMMANDOで基板にあったCMOSクリアボタンがバックパネルに移動している。これなら、ケースに組んだ状態でも気軽にオーバークロックが試せる
逆に、バラック組みで便利な、オンボードの電源ボタンとリセットボタンに加えて、HDDアクセスLEDも基板に実装された
従来のR.O.G.シリーズでバックパネルに直付けされていたLED Posterは、ケーブルで接続する外付けユニットに変更された

 そのほかのオンボード機能もハイエンドモデルらしく豊富で、ギガビットイーサが2系統、IEEE1394×1、USB 2.0×6、光デジタル音声出力(同軸+光)を備えている。Serial ATAは、ICH9Rが制御する6ポートのみだが、RAIDの0、1、5、10、JBODが構築できる。Parallel ATAは、オンボードに用意された「JMB368」が制御する1ポートのみが利用できる。

 Blitz Formula SEのサウンドコントローラとして、専用スロットに装着して利用する小型のカード「Supreme FXII」が付属する。これは、従来のR.O.G.シリーズ「COMMANDO」などに付属していた「Supreme FX」の後継となるモデルで、PC内部のノイズをシャットアウトするシールドが追加されている。なお、Supreme FXとはスロットの形状が異なるため、互換性はない。

 ひとつ気になるのが、マウス用のPS/2ポートが廃止されたために、USB接続のマウスしか使えなくなったことだ。ユーザーとしてはあって困るものでもないので、PS/2キーボードのポートを残しているのなら、こちらも残しておいて欲しかった。

R.O.G.シリーズのサウンド機能は拡張カードで提供される。このSupreme FXIIは、PC内のノイズを防ぐシールド版で囲われている。サウンドチップとしてAnalog DevicesのAD1998Bを実装する
Blitz Formula SEは、ASUSのほかのハイエンドマザーと同様に、ギガビットイーサネットコントローラを2つ搭載する。また、IEEE1394もバックパネルに6ピンのインタフェースが用意されている

ハイエンドマザーボードらしく、電源は8フェーズ構成となっており、コンデンサにはチップ型のタンタルコンデンサが採用されている
Blitz Formulaに唯一のParallel ATAポートを提供しているJMicronのJMB368。JMB368は、Parallel ATAインターフェイスのみのサポートで、Serial ATAには対応していない

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