ついにファンレス断念──“Santa Rosa”を全面採用したLet'snote新モデル発表(1/2 ページ)

» 2007年09月27日 17時00分 公開
[ITmedia]

 今回発表されたLet'snote LIGHTでは、従来からある「R」「W」「T」「Y」の4シリーズで新製品が投入される。出荷開始は「W」を除く3モデルが10月19日。「W」は11月16日に出荷を開始する予定だ。このうち、Let'snote LIGHT CF-W7とLet'snote LIGHT CF-T7で、筐体をリニューアルするなど大幅な変更が施されたほか、Let'snote LIGHT CF-Y7でも、堅牢性能をLet'snote LIGHTのなかで最も堅固な「R」シリーズと同等にするなどの改良が加えられた。

 また、そのLet'snote R「CF-R7」を含むすべてのモデルで、ようやく“Santa Rosa”世代のCentrinoプラットフォームを導入し、それに伴う変更が追加された。

筐体のフルモデルチェンジで堅牢性能を向上させたLet'snote LIGHT CF-W7

Let'snote LIGHT CF-W7

 軽量小型ながら光学ドライブを内蔵するLet'snote LIGHT Wの新モデル「CF-W7」は、液晶ディスプレイ天面の角に「抱え込み構造」と呼ばれる“かみ合わせ”状のはめ込みを設け、Let'snote LIGHTでおなじみのボンネット構造にも、曲面とねじれ面をくわえた新しい形状の採用したほか、また、内部基板やパーツを衝撃から守るために、これも“R”で導入されたパイプ状補強構造による液晶パネルのガラス面の保護や、ダンパーや筐体隔壁で基板を外面パネルから浮かす「フローティング構造」を導入した。

 以上の改良によって、先行してモデルチェンジを行った“R”と同等の堅牢性能を実現、動作時における76センチ落下試験も、CF-W7から行われるようになったほか、キーボード全面防滴も導入された。

 堅牢性能に関しては、USB 2.0では、通常のノートPCで使われるものより強度を増したコネクタを採用し、CF-W5の3倍の強度を実現したほか、キートップの取り付け部材もCF-W5より2倍強いものを取り入れて、キートップを外れにくくするのなどの改良も施されている。

 また、筐体デザインの意匠変更としては、液晶ディスプレイがラッチレスとなって簡単に開くことができるようになったほか、パームレスト表面が“波打つ”パネルからシート状に変更され、タッチパッド周辺の形状も“R”とそろえられた。

 内部構成では、Intel GM965 Expressチップセットを搭載したことで、ようやくCF-W7から“SantaRosa”世代のCentrinoが導入された。有線LANもギガビットイーサに対応する。また、インタフェースでは従来2つだったUSB 2.0が3つに増やされている。

 ただし、Intel GM965 Expressの搭載によって筐体に内部で発生する熱が増え、「ファンレスで対応しようとすると冷却機構が重くなってしまうため」(Let'snote LIGHTシリーズの開発スタッフ)、“ついに”クーラーユニット用のファンが内蔵された。

 筐体に内蔵される光学ドライブでは、従来の約59.9グラムから軽量化が進められ、CF-W7では45.9グラムのドライブを採用した。しかし、CF-W7の本体重量は1249グラムと従来モデルのCF-W5から39グラム増加している。

発表当日に行われた説明会ではCF-W7の分解展示が行われていた
CF-W5からさらに軽量化が進んで45.9グラムとなった内蔵用光学ドライブ

キーボード部とディスク部に防水シートを組み込んで、ようやくCF-W7でキーボード全面防滴が実現した
Intel GM965 Expressの搭載によって増えた発熱に対処するため、ついにLet'snote LIGHTラインアップのすべてでファンを内蔵することになった

堅牢性能は向上したがバッテリー駆動時間は短くなったLet'snote LIGHT CF-T7

Let'snote LIGHT CF-T7

 Let'snote LIGHT Wシリーズとほぼ同じサイズながら光学ドライブを搭載せず、その代わりに長時間のバッテリー駆動を実現していたLet'snote LIGHT Tシリーズの新モデル「CF-T7」でも、CF-W7と同様の変更が筐体に施された。そのため、キーボードの全面防滴や動作時76センチ落下試験の実施など、堅牢性能もCF-W7と同等のレベルを実現している。

 内部構成も、Intel GM965 Expressチップセットを搭載することで“Santa Rosa”世代のCentrinoが導入され、USB 2.0×3、ギガビットイーサ対応など、内蔵ドライブ以外はCF-W7とスペックは共通する。“Santa Rosa”Centrinoの採用で筐体内部に冷却用のファンを内蔵した経緯もCF-W7と同じだ。

 従来の“T”シリーズでは、Let'snote随一の長時間バッテリー駆動を可能にするために筐体の横幅一杯のサイズを取っていた大型のバッテリーパックを搭載していたが、CF-T7では、CF-W7と同じバッテリーパックを採用することで、バッテリー駆動時間は従来モデルのCF-T5の約13時間から約10時間と大幅に短縮された。ただし、バッテリーパックが小さくなった影響もあってか、本体重量は1179グラムとCF-T5より91グラムも軽くなっている。

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