「GeForce 7-Series for Intel」マザーはゲームでどこまで使えるかイマドキのイタモノ(2/2 ページ)

» 2007年10月19日 16時00分 公開
[笠原一輝,ITmedia]
前のページへ 1|2       

シングルチャネルメモリならIntel G965 Expressに匹敵する

 今回、ベンチマークテストで利用したのは、FutureMarkのPCMark05(Build 1.2.0)と3DMark06(Build 1.1.0)、id SoftwareのDOOM 3の3つだ。なお、GeForce 7150/nForce 630iの仕様では、サポートするメモリのバス構成がシングルチャネルのみだが、Intel G965 Expressではシングルとデュアルのどちらも可能である。そのため、Intel G965 Expressマザーボードではシングルチャネルとデュアルチャネルのメモリ構成でパフォーマンスをチェックしている。メモリのタイミング設定はSPDに合わせており、オーバークロック機能はすべてオフにした。

PCMark05 PCmarks
PCMark05の個別結果
3DMark06 3DMarks
3DMark CPU
DOOM 3 timedemo demo1
LOST PLANET EXTREME CONDITION

 Intel G965 Expressマザーボードでメモリをシングルチャネル構成にした場合、GeForce 7150/nForce 630iマザーボードのベンチマーク結果は、3DMark06の総合スコア以外でイーブンかIntel G965 Expressマザーボードをわずかに上回る。ただし、Intel G965 Expressマザーボードでメモリをデュアルチャネル構成にすると、GeForce 7150/nForce 630iマザーボードの結果はPCMarkの総合スコアでやや遅れをとるようになる。

 市販ゲームタイトルを使ったDOOM 3のtimedemoベンチマークでは、Intel G965 Expressマザーボードのメモリをデュアルチャネル構成した結果も上回るなど、3D性能で優れたパフォーマンスを発揮している。多くのPCゲームはNVIDIAやAMD(ATI Technologies)が出荷する単体GPUにチューニングされており、その流れを受け継ぐグラフィックスコアを採用しているGeForce 7150/nForce 630iは、Intel G965 Expressに比べて、3D性能において有利であると考えることができるだろう。

低コストでWindows Vistaマシンを作りたいユーザーに適したチップセット

 GeForce 7150/nForce 630iは、スタンダードなGPUエンジンを組み込んだことで、ある程度の3D性能を期待できる。そのあたりがインテルの統合型チップセットと大きく異なるところだ。

 実売価格はマザーボードベンダーよって多少異なるが、GeForce 7-Series for Intelの最上位モデルとなるGeForce 7150/nForce 630iマザーボードでも1万円強程度であることは高く評価していいだろう。

 もちろん、LOST PLANETのような重たい3DゲームとなるとGeForce 7150/nForce 630iでもパワーが足りないが、とりあえず、VistaのWindows Aeroモードで使えるPCを低コストで組み立てたいユーザーには、ぜひ検討してもらいたいチップセットである。

関連キーワード

マザーボード | GeForce | NVIDIA


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月13日 更新
  1. 「MacBook Neo」は「イラスト制作」に使えるか? Appleが仕掛ける“価格の暴力”を考える (2026年05月12日)
  2. 高騰続くパーツ市場、値札に衝撃を受ける人からDDR4使い回しでしのぐ自作erまで――連休中のアキバ動向 (2026年05月11日)
  3. NVIDIA“一強”を突き崩すか AMDのAIソフトウェア「ROCm」と次世代GPU「Instinct MI400」がもたらす新たな選択肢 (2026年05月12日)
  4. 画面を持たない約12gの超軽量ウェルネストラッカー「Google Fitbit Air」 1万6800円で5月26日に発売 (2026年05月07日)
  5. オンプレミスAIを高速化する「AMD Instinct MI350P PCIe GPU」登場 グラボ形態で既存システムに容易に組み込める (2026年05月11日)
  6. ノートPCを4画面に拡張できる“変態”モバイルディスプレイ「ROADOM 14型 モバイルマルチディスプレイ X90M」が6万1560円に (2026年05月12日)
  7. USB Type-Cの映像出力をワイヤレスでHDMI入力できる「エレコム ワイヤレス HDMI 送受信機セット DH-CW4K110EBK」がセールで1万2580円に (2026年05月08日)
  8. 過去最高の受注急増と苦渋の全モデル受注停止――マウスコンピューター 軣社長が挑む“脱・メーカーのエゴ”と激動の2026年 (2026年05月11日)
  9. ノートPCとスマホを同時急速充電できる「Anker Charger (140W, 4 Ports)」がタイムセールで8990円に (2026年05月12日)
  10. サンワ、サイドホイールを備えた多機能ワイヤレスマウス (2026年05月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年