実はCD-ROMに収録されているゲームはすべてGP2X File Archiveからダウンロードすることができる。GP2X File Archiveにアクセスし、Games > Freewareを見るとさまざまなジャンルのゲームがアップロードされている。これらのファイルのほとんどはzipやrar形式で圧縮されているので、それを解凍してCD-ROM収録ゲーム同様、SD/SDHCカードにコピーすればすぐにゲームを楽しめる。


GP2X File Archive。ほとんどここですべてがそろう(画面=左)。buscaminas。ヒントを頼りに隠された地雷を探し出すパズルゲーム……(画面=中央)。GPNoid2x。アイテムによるパワーアップができるブロック崩し(画面=右)また、F200はOSがLinuxで、グラフィックライブラリにSDLを採用しており、既存のマルチプラットフォームで展開されているオープンソース系のゲームやアプリケーション、エミュレータの移植がしやすい。そのため、数多くの著名なエミュレータがGP2X上で動作しており、そのほとんどはGP2X File Archiveで公開されている。
ゲームではなく、Emulatorsという専用のカテゴリが用意されていることからもエミュレータの充実ぶりがよく分かる。なお、エミュレータはそれだけでは動作せず、別途ROMイメージやBIOSデータが必要となることがほとんどだが、入手できるということと、入手してもよいということは別モノであることを理解しておこう。


MAME。1000種以上のアーケードゲームに対応したマルチアーケードゲームエミュレータ。MAME0.34をベースにしている。画面はフロントエンドFemame(画面=左)。gp2xmess。マルチコンソールエミュレータMESSのGP2X版。本来は460機種以上に対応しているが、GP2X版では現在のところ、Atari 7800、Adam、Apple II/IIc/IIe、Arcadia、Coco、Colecovision、O2 Odyssey、Apple II/II2/IIc、Color Computer、ColecoVision、Odyssey2、TI99/4A Home Computerと、海外製品のみのサポートとなっている(画面=中央)。fMSX。MSX/MSX2/MSX2+エミュレータ(画面=右)F200の標準のビデオプレーヤーはビデオコーデックMPEG4、Xvid、DivX3.11/4.x/5.x、オーディオフォーマットMP3、OGGのAVIファイルに対応している。ディスプレイは320×240ドット表示だが、720×480までであれば縮小表示で対応可能だ。わざわざF200用に解像度の低い動画ファイルを用意しなくてもよいので、PC上の動画をF200で持ちだす際に都合がよい。
特にStage6にアップロードされているDivXファイルは拡張子をaviに変えるだけで再生できる場合が多く、会社でダウンロードして、帰りの電車内ではF200で視聴し、帰宅したらPCで続きを楽しむ、なんてことができる。もちろん、就業規則には従っていただかなければならないが。


Stage6の動画はDivX。拡張子をDivxからaviに変えるだけでほとんどの動画はF200で再生可能(画面=左)。F200で再生したところ(画面=中央)。再生中のコントロールはタッチパネルでも行える(画面=右)さて、今回は入門編として、本体(とPC)だけを使ってF200の楽しみ方を紹介してきたが、別売のアクセサリを購入すれば、さらに世界を広げることができる。
電池切れの心配がないACアダプタ、S-Videoでの外部モニタ出力(内蔵モニタとは排他)、オーディオ出力を可能にするビデオケーブル、さらにこれらに加えてUSB×4ポートやシリアルポート、パラレルポートが追加できるクレードルなど、オープンソースをしゃぶりつくすにふさわしいアクセサリが充実している。
もちろん、開発環境が無料で入手できるというのもF200の大きな魅力の1つだ。オープンであるがゆえにかもし出される危険な香りを楽しみながら、与えられるだけではない、大人のたしなみを味わってほしい。
GP2Xで遊ぼう! 第4回:“タッチ”で変わる、大人のオモチャ――「GP2X-F200」を試す
GP2Xで遊ぼう! 第1回:オープンソースな大人のオモチャ、「GP2X」ってなんだ?
GP2Xで遊ぼう! 第2回:大人のオモチャ「GP2X」にアプリをダウンロードする
GP2Xで遊ぼう! 第3回:大人のオモチャ「GP2X」に周辺機器をつなぐCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.