冬休みは“X38+88GT”でゲームを――ドスパラ「Prime Galleria ZX」(2/2 ページ)

» 2007年12月10日 18時30分 公開
[兼子忍,ITmedia]
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Intel X38 ExpressとGeForce 8800 GTで圧倒的なグラフィックス性能を実現する

 さて、恒例のベンチマークテストだが、PCMark05、3DMark06、Final FantasyオフィシャルベンチマークテストVer.3(Vana'diel Bench 3)に加えて、今回はF.E.A.RのTestSettingモードの結果を測定した。

3DMark06

 結論から言うと、本機のベンチマークテストの結果は、あらゆるテストで極めて優秀な成績となった。その中でも特筆できるのがグラフィックス性能で、3DMark06は1024×768ドットで12857、1280×1024ドットでも11532という、圧倒的ともいえるスコアをマークした。

 さらに、FFベンチは高解像度モードでも10000の大台を超える結果となったほか、F.E.A.RのTestSettingではすべてのパラメータを最高値に設定し、1600×1200ドット表示で動作状況をチェックしても、テスト中の89%で40FPS以上の滑らかな表示を保っていた。これらの結果から、ゲーム用PCとして即戦力で活用できる1台と判断できる。

 PCMark05のスコアも全般にわたって優秀だ。Graphicsテストの14326というスコアが際立っているが、CPUテストの7679という値も特筆できる。さらに、MemoryとHDDの両テストも6000を超える結果を残しており、メインマシンとして快適に使える基本性能を備えているのが分かる。

PCMark05(画面=左)。Vana'diel Bench 3(画面=中央)。F.E.A.R TestSetting(画面=右)

価格と性能のバランスに優れたゲーミングPC

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 抜群の高性能を備えつつ、価格は評価機の構成で16万9980円に抑えられており、コストパフォーマンスの高さも特筆できる。やや大きめの本体が広めの設置スペースを要求することから、一般ユーザーには敬遠されがちなミドルタワーPCだが、手ごろな価格と優秀なパフォーマンスを兼ね備えた本機は、その不利を飲んででも「買い」の判断を下すべき1台といえるだろう。

 なお、同社は本機の上位モデルとしてCore 2 Extreme QX9650(3.0GHz)を搭載したクアッドコアモデルも販売している。価格はWindows Vista Ultimateを搭載した標準構成で31万9980円と非常に高額だが、ゲームだけでなくあらゆる用途で最高の体験を追求したいなら、こちらも検討してほしい。

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