インテルの「Intel X38 Express」を搭載したベアボーン「SX38P2 Pro」がShuttleから登場した。価格は6万3000円前後で、在庫は少数。
SX38P2 ProはX38+ICH9Rチップセットを搭載し、2基のPCI Express x16スロットでCrossFireを構築できるのが特徴。メモリスロットを4基備えるほか、CPUはCore 2 Extremeもサポートしている。電源ユニットは定格450ワットで、キューブ型ベアボーンとしては一段抜けたスペックとなっている。
入荷したBLESS秋葉原本店は「最近はキューブだから低スペックということを考えなくてよくなりました。内蔵できるHDDは2台までですが、動画用のファイルサーバなどに使わないなら十分すぎる性能でしょう。高価な製品ですがニーズは高いと見ています」と話す。最近のキューブ型ベアボーンの人気は、2万円台の低価格モデルとハイスペックを搭載した高級モデルに2極化しているとのことで、ヒットを期待する声は大きい。


Shuttle「SX38P2 Pro」(写真=左)。筐体上部に3.5インチHDDを2台搭載できる(写真=中央)。基板上部の空間を大きく開けるなど、メンテナンス性の高さもShuttleの真骨頂だ(写真=右)また、USER'S SIDE秋葉原本店には、キューブ型マシンを入れられるSilverStoneのバッグ「SUGO PACK」が入荷していた。価格は6699円で、在庫はごく少数だ。
SUGO PACKはキューブ型マシンを収納するため、周囲に衝撃緩衝材を仕込んでいるほか、キーボードやマウス、ケーブル類が入れられるポケットも備えている。バッグを開くと、キューブ型マシンの上面と片側面が露出するデザインで、出し入れが容易にできる。
SilverStone製キューブの専用バッグとなるが、「一般的なキューブ型マシンなら入れられると思います」(USER'S SIDE秋葉原本店)と語る。ちなみに、SUGO PACKの対応キューブ型ケースの1つ「SST-SG02」のサイズは、270(幅)×393(奥行き)×212(高さ)ミリ。上記のSX38P2 Proは、220(幅)×325(奥行き)×210(高さ)ミリなので、サイズ的には問題なく収納できるだろう。
なお、SUGO PACKは入荷日から好調に売れているという。「日本でもランパーティの需要があるんですかね。入荷してまもなく、“今すぐ使いたい!”という人が買っていきました」(USER'S SIDE秋葉原本店)とのこと。
| 製品名: | Shuttle「SX38P2 Pro」 |
| 入荷ショップ | |
| T-ZONE.PC DIY SHOP | 5万9972円(20日までの特価) |
| クレバリー1号店 | 6万3519円 |
| BLESS秋葉原本店 | 6万3780円 |
| TSUKUMO eX. | 6万3800円 |
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