“デル印”の新生活向けお手ごろノートPC――「Inspiron 1525」:8色のカラバリを用意(1/2 ページ)

» 2008年02月13日 16時00分 公開
[富永ジュン,ITmedia]

メインストリーム向けのエントリーモデルが登場

Inspiron 1525

 デルの個人向けノートPC「Inspiron」シリーズは、14.1インチワイド液晶搭載の「Inspiron 1420」「inspiron 1501」、15.4インチワイド液晶搭載の「Inspiron 1520」、17インチワイド液晶搭載の「Inspiron 1720」と、液晶ディスプレイのサイズごとにラインアップされていた。今回紹介する「Inspiron 1525」は、15.4インチワイド液晶ディスプレイを備えたInspiron 1520の下位モデルにあたり、最小構成価格で6万9980円(2月13日現在/キャンペーン適用済み)と抜群のコストパフォーマンスを持つ。

 同じ15.4インチワイド液晶ディスプレイを搭載した1520に比べ、外付けのGPUを省いてチップセットに統合したグラフィックスコアのみに限定し、オプションのBlu-ray Discドライブや地上デジタルTVチューナーを省略するなどBTOメニューを絞って低価格化を図ったメインストリーム向けモデルだ。

8色のカラバリはそのままにスリム・軽量化を実現

ほかのInspironノートPCシリーズと同様、8色のカラーバリエーションが用意されている

 基本的なボディデザインは、ほかのInspironシリーズと統一されており、特に液晶ディスプレイのサイズが同じ1520と本機は似通っている。とはいえ、細かく見ていくと本機は357(幅)×256(奥行き)×25.4〜37.8(高さ)ミリ、対する1520は358.7(幅)×269(奥行き)×37.3〜45(高さ)ミリとなり、一回りボディが小さくなり、重量も約180グラム(最小構成時)軽くなっているのが特徴だ。

 液晶ディスプレイの天板を8色(ピュア・ホワイト、クラシック・レッド、カフェ・ブラウン、チェリー・ピンク、クール・ブラック、オリーブ・グリーン、インテリジェント・ブルー、シトラス・イエロー)から選べるのは1520と同様で、中央にあるDellのロゴを除く部分は金属的な質感を保ちつつ、手触りはラバー風になっている。

 底面はつや消しブラックだが、液晶ディスプレイの周囲とキーボード、パームレストはすべて明るいシルバーに統一され、液晶ディスプレイを開くとポップな印象の天板から一転してずいぶんと引き締まった印象を受ける。

 液晶ディスプレイのパネルサイズは15.4インチのみだが、解像度は1280×800ドットと1440×900ドットから選べ、前者は非光沢/光沢タイプがBTOメニューに用意されている(後者は光沢のみ)。ノングレアタイプは輝度や彩度が低めだったが、液晶面の映り込みが少なく、会社やSOHOなどで長時間作業するケースに向いている。DVD-Videoの再生やマルチメディアコンテンツを楽しみたいのであれば、光沢タイプを選ぶとよいだろう(多少の映り込みは避けられないが)。

本機では1440×900ドット(写真=左)と1280×800ドット(写真=右)の解像度を選択でき、後者は光沢/非光沢が用意される。明るさは8段階に調節可能だ。上位機の1520では1680×1050ドットも選べただけに、細かいところで差別化が図られている

低価格モデルながらHDMI端子を標準で装備

19ミリピッチのキーボードを採用するが、Enterキーとカーソルキー回りで不規則な配列が目に付く

 19ミリピッチのキーボードは、Inspiron 1420や1520と共通のもので、キーストロークは約3ミリを確保している。BTOメニューでは差額なしで英語キーボードを選べるのもうれしい。ただ、カーソルキーがほかのキーより一段下に配置されず、Enterキー直下にあるため「↑」キーの左側に右Shiftキーがあり、さらにEnterキーの右側に「Home」「Page Up/Down」「End」キーが縦一列に並ぶ。HomeキーなどはEnterキーから数ミリ離れているとはいえ、慣れるまでは違和感を覚えるだろう。

 一方、タッチパッドはシンプルな2ボタンタイプで、パッド面が広く使いやすい。アルプス製のドライバが導入済みで、パッドの右端と下端をなぞることで上下スクロールと左右スクロールも可能で使い勝手は良好だ。

タッチパッドにはアルプス製のドライバが導入済みだ。USBマウス接続時にタッチパッドの機能を無効にできたり、上下/左右のスクロールゾーンやスクロール速度を調整可能だ

Cyberlinkのエンジンを使ったランチャーソフト「MediaDirect」の画面

 ユニークなところでは、キーボード上部にある「MediaDirect」ボタンが挙げられる。これは、PCを起動せず(OS起動後も利用可能)にDVD-Videoや音楽CDをはじめ、MPEG、AVI、WMV、DivXなどの動画ファイルや音楽ファイルの再生、静止画の表示などが行えるマルチメディアランチャーで、アドレス帳とスケジューラ、PowerPointのプレゼンテーションが表示可能な「Instant Office」も扱える。ただし、MediaDirectの画面からWindowsを起動することはできず、MediaDirectをいったん終了する必要がある。

 PCの電源投入前にMedia Directのボタンを押すと約12秒、Windows Vista上でボタンを押すと約5秒でMediaDirectが起動するという軽快さが光る。また、カーソルキーだけでなく、マウスの移動やマウスホイール、リモコンの上下キーで操作できるのも好印象だ。本機は標準でHDMI端子を備えており、HDMIケーブル1本で気軽に大画面TVなどに表示できるのも見逃せない。細かいところでは、音量調整や再生/停止ボタンといったメディアコントロールボタンにタッチセンサを採用しており、マルチメディアコンテンツの再生だけでなく、プレゼンテーションも行える幅広さが本機の魅力の1つと言えるだろう。

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