HP、500ドルのミニノートPCを発表

» 2008年04月09日 08時30分 公開
[ITmedia]

 米Hewlett-Packard(HP)は4月8日、500ドルを切る価格のフル機能ミニノートPCを発表した。

 この「HP 2133 Mini-Note PC」は教育市場向けで、学生が学校でも自宅でも使えるよう設計したとしている。重さは1.19キロから。

2133

 2133は傷がつきにくい8.9インチWXGAディスプレイ、フルキーボードとタッチパッドを備え、キーボードには特殊コーティングでキー印字を保護する「HP DuraKeys」を採用している。内蔵の3D加速度計チップを使って、突然の動きや衝撃が加わったときにHDDに停止信号を送る「HP 3D DriveGuard」も組み込んでいる。

 Wi-Fiネットワークに接続可能で、オプションでBluetooth接続機能を加えることも可能。Webカムを搭載しており、WebカンファレンスやビデオIMが可能。バッテリーは3セルの軽量版が標準だが、オプションで持続時間が長めの6セル版を選べる。

 またオプションで、Absolute Softwareのセキュリティサービスの「Computrace」が提供される。これは、PCが盗まれたり紛失した際の追跡やデータの保護に役立つという。

 OSはSUSE Linux、Windows Vistaなどから選択可能。メモリは512Mバイトまたは1Gバイト。Express Card/54スロットを1基備える。最も安い構成は、SUSE Linux、512Mバイトメモリ、4GバイトSDD搭載で499ドル。4月15日に発売の予定だ。

 HPはこの日、教育者のためのオンラインコミュニティー「Teacher Experience Exchange」をMicrosoftとともに開設したことも明らかにした。教師が議論したり、学んだりするためのワンストップリソースを目指すという。

関連キーワード

Eee PC | ノートPC | Classmate PC | HP | UMPC


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月11日 更新
  1. 新型「iPad Pro」がM3チップをスキップした理由 現地でM4チップ搭載モデルと「iPad Air」に触れて驚いたこと (2024年05月09日)
  2. 「M4チップ」と「第10世代iPad」こそがAppleスペシャルイベントの真のスターかもしれない (2024年05月10日)
  3. 個人が「Excel」や「Word」でCopilotを活用する方法は? (2024年05月08日)
  4. Minisforum、Intel N100を搭載したスティック型ミニPC「Minisforum S100」の国内販売を開始 (2024年05月10日)
  5. “NEXT GIGA”に向けた各社の取り組みやいかに?──日本最大の教育関連展示会「EDIX 東京」に出展していたPCメーカーのブースレポート (2024年05月09日)
  6. NECプラットフォームズ、Wi-Fi 6E対応のホーム無線LANルーター「Aterm WX5400T6」 (2024年05月09日)
  7. ASRock、容量約2Lの小型ボディーを採用したSocket AM5対応ミニベアボーンPCキット (2024年05月10日)
  8. SSDの“引っ越し”プラスαの価値がある! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってみる【前編】 (2024年05月06日)
  9. Core Ultra 9を搭載した4型ディスプレイ&Webカメラ付きミニPC「AtomMan X7 Ti」がMinisforumから登場 (2024年05月08日)
  10. これは“iPad SE”なのか? 新型iPadを試して分かった「無印は基準機」という位置付けとシリーズの新たな幕開け (2022年10月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー