イマドキ電源選びのベストチョイス――ENERMAX「MODU82+」「PRO82+」(2/2 ページ)

» 2008年04月18日 15時00分 公開
[中山一弘,ITmedia]
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安定動作に不可欠な電源ユニットの構成部品

 PCのトラブルでけっこうありがちだけど、その原因追求が最も難しいのが「電源ユニットが不安定」という症状だ。こうなってしまう最大の原因が電源ユニットを構成しているパーツの品質にあることが多い。粗悪なコンデンサをいくら配列したところで、最初は問題がなくても劣化するのは早いのだ。

 このように、安定した動作に欠かせないコンデンサ類だが、「MODU82+」「PRO82+」に採用されているものはすべて日本製となっている。こうした、パーツ類の生産においてトップレベルの品質を保っているのはやはり日本である。PCパーツのコンデンサに日本製のものが採用されていると、それだけで安定した動作が期待できる。これは電源ユニットの寿命を考えたうえでも大きなメリットとなる。

 電源ユニットはそれ自体が大きな熱を持ち、その負担はパーツ類がそのまま受け止めることになる。コンデンサの熱耐性が悪ければ、それだけ安定動作が難しくなるというわけだ。日本製のコンデンサには熱耐性を保証する製品が多く、「85度対応」「105度対応」などという記述でそれを知ることができる。ちなみに105度対応のコンデンサは85度対応の約4倍の耐久力を持つといわれている。高価になることも多いが、ヘビーユーザーには105度対応がお勧めだ。

 また、大容量の電力を効率よく供給させるためにはトランスの性能も重要になる。理想となるのは、各電源が要求する電圧を出力することだが、電力というのは常にフラットとはいえない。そのため、少しでも余裕のある高出力のトランスが望ましいのだ。

 「MODU82+」「PRO82+」の主要コンデンサはすべて105度対応となっている。メイントランスも各電源容量の1.15倍の出力をカバーすることができるものが搭載されている。許容量が大きいため、変圧ロスが最小限に抑えられているのも特徴だ。また、保護回路には過電圧保護(OVP)、過電流保護(OCP)、過負荷保護(OPP)、ショート回路保護(SCP)、低電圧保護(UVP)、過温度保護(OTP) の6つの機構が搭載されている。これなら万一のトラブルでも致命的なダメージを受ける前に本体の損傷を食い止められる。

 こうした構成部品や最新の設計技術により、「MODU82+」「PRO82+」の電源効率は115ボルト環境で82〜85%、230ボルト環境では84〜88%という、高い数値を実現している。変換効率が高いということは、発生する熱が少なくなり、余分な熱が少ないということはそれだけ省電力と安定動作につながるのだ。

PRO82+の内部。メイントランスには電源容量の1.15倍の出力をカバーできるものが搭載されている
「MODU82+」「PRO82+」のコンデンサはすべて日本製で、主要な部分には105度対応のものが使われている

高い信頼性と安定した電力供給

 「MODU82+」「PRO82+」の実勢価格は、EDM625AWTが2万3000円前後、ERP625AWTで2万800円前後となっている。コストパフォーマンスを考えたうえでも、かなりメリットがある製品と評価できる。

 電源ユニットに多大な負荷を掛けている近年のPC事情を考えれば、導入コストを抑えつつ、高効率と安定動作を求めてゆく必要がある。ここで紹介した「ENERMAX PRO82+」シリーズは、ゲームユーザーにも、マルチメディアユーザーにも導入が容易で、かつ、安心して使える製品といえるだろう。

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