「突風が吹いた」――アキバにAtomマザーが一瞬だけ出回る古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2008年06月09日 12時42分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

Phenom X4 9750が登場するも「またAMDにかき回されたよ」の声

AMD「Phenom X4 9750」

 6月6日、TDPを125ワットから95ワットに下げたクアッドコアCPU「Phemon X4 9750」が登場した。価格は2万5000円前後。2.4GHzで動作し、512KバイトのL2キャッシュ4個と、全コア共通のL3キャッシュ2Mバイトを搭載するなど、性能面での仕様は旧バージョンから変わりはない。なお、旧バージョンも併売されており、こちらは2〜3000円安い2万円強の価格が付いている。

 主な変更はTDPの引き下げのみだが、新モデルに期待を寄せる声は少なくない。TSUKUMO eX.は「Phenomはエラッタが解消されたxx50番が人気です。そのなかでも、今まではTDP 95ワットの9550が一番人気でした。新しい9750がその座に取って代わる可能性は高いでしょうね」という。

 ただし、諸手を上げて歓迎する空気ではない様子。実はパッケージが旧バージョンとまったく同じで、ダイに記載されたOPNやパッケージのバーコードを見ないと区別できない。この点に不満を述べる声が多かった。

 フェイス パーツ館は「先日はまったく同じ仕様のAthlon X2 4050eを2種類のパッケージで出荷しているのに、今回はシールさえ貼らないとか、意味が分かりませんよ。まあ、TDPが低い9750が欲しいといえば大丈夫ですけど」と語る。

 また、入荷が突然で、旧バージョンを大量に残しているショップが多いのも理由の1つ。「またAMDにやられたって感じっす。AMDは販売戦術がとてもアバウトなんですよ。それで大変な思いをするのはコチラ。別の意味でハイレベルすぎる……」(某ショップ)など、過激な意見も聞いた。

TSUKUMO eX.の価格表。ショップの価格表には、変更点が明記されている場合が多い(写真=左)。新旧の9750を販売しているパソコンショップ・アークの価格表。新モデルの登場に合わせて、旧モデルの価格を下げざるを得なかったと話していた(写真=右)

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