上位モデルのVGX-TP1DQ/Bは、直径270ミリのユニークな円形デザインを引き継ぎつつ、ボディのカラーをホワイトからブラックに変更した。基本スペックは、2Gバイトの標準メモリを1Gバイト×2の構成から2Gバイト×1の構成に変更したことを除き、春モデルの「VGX-TP1DTW」を踏襲しているが、そのぶん発売時の実売価格は5万円ほど安価な20万円前後になる見込みだ。
CPUはCore 2 Duo T8100(2.1GHz)、チップセットはIntel PM965 Express、メモリは標準2Gバイト(2Gバイト×1)/最大4Gバイト、GPUはGeForce 8400 GTを採用。HDD容量は500Gバイトで、1層BD-R/REの2倍速書き込み、2層BD-R/REの1倍速書き込みに対応したBlu-ray Discドライブを搭載している。
下位モデルのVGX-TP1Dは、320GバイトのHDDとDVD±R DL対応のDVDスーパーマルチドライブを搭載し、ボディカラーは従来と同じホワイトだ。これ以外の基本スペックはVGX-TP1DQ/Bと共通化されており、実売価格は15万円前後と予想される。
2モデルとも、100BASE-TX有線LANとIEEE802.11b/g無線LANのネットワーク機能、HDMI/DVI-D/アナログRGBの映像出力、光デジタル音声出力、メモリースティックPRO対応スロット、SDメモリーカード(SDHC)対応スロットなどを装備。本体サイズは270(幅)×270(奥行き)×91(高さ)ミリ、重量は約3.5キロだ。OSはWindows Vista Home Premium(SP1)をプリインストールし、オフィススイートは備えていない。
なお、同社直販のVAIOオーナーメードモデルでは、Core 2 Duo T8300(2.4GHz)やCeleron 550(2.0GHz)を用意するほか、メモリは最大4Gバイト、HDDは750Gバイトや1Tバイト、カラーはブラックかホワイトを選択できる。OSはWindows Vista Home Premium(SP1)に固定で、テレビチューナーなしの構成やOffice 2007(Professional/with PowerPoint 2007/Personal)、ジャストホームEX2の追加も可能だ。価格は9万9800円からとなる。
店頭向けモデルの主な仕様と価格は以下の通り。
テレビサイドPC「TP1」の概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
テレビサイドPC | VGX-TP1DQ/B | セパレート型 | フルモデルチェンジ | Core 2 Duo T8100(2.1GHz) | 2048MB | 500GB | Home Premium(SP1) | 20万円前後 |
VGX-TP1D | セパレート型 | フルモデルチェンジ | Core 2 Duo T8100(2.1GHz) | 2048MB | 320GB | Home Premium(SP1) | 15万円前後 | |
テレビサイドPC「TP1」の概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | テレビ機能 | 重量 |
テレビサイドPC | VGX-TP1DQ/B | − | − | Intel PM965 | BD-R/RE対応Blu-ray Disc | GeForce 8400M GT | 地デジ×2 | 約3.5キロ |
VGX-TP1D | − | − | Intel PM965 | 2層対応DVDスーパーマルチ | GeForce 8400M GT | 地デジ×2 | 約3.5キロ | |
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