円形ホームサーバやフォトフレームでPCの利用範囲を拡大――ソニー「VAIO」2008年PC夏モデル(1/3 ページ)

» 2008年05月07日 15時00分 公開
[ITmedia]

VAIO 2008年夏モデルの主な特徴

ラインアップ

ハードウェア

  • 全モデルで2Gバイト以上の標準メモリ容量を確保
  • VAIO type R masterに45ナノ世代のCore 2 Quadを搭載
  • VAIO type Ntype Ctype Lの店頭モデルに45ナノ世代のCore 2 Duoを採用

ソフトウェア

  • プリインストールOSのWindows VistaがSP1に対応
  • ホームネットワークソフト「VAIO Media plus」を追加
  • 音楽再生ソフト「VAIO Music Box」をVer.2.0にバージョンアップ
  • VAIO type R master付属のPhotoshop Lightroomに「α」シリーズ用RAW現像プリセットを用意


VAIOの利用範囲を広げる新しい“Extension Line”が登場

 ソニーは5月7日、VAIOの新モデルを発表した。その目玉となるのは、2007年1月に投入されたVAIOの新しいカテゴリー「Extension Line by VAIO」の新製品だ。Extension Lineとは、PCに保存されたデジタルコンテンツの利用範囲を拡大し、より手軽に楽しむことを目的とした製品カテゴリーとされている。

 これまでExtension Lineは、テレビサイドPCの「TP1」シリーズ、ネットワーク接続型デジタルTVチューナーの「DT1」、Wi-Fiオーディオの「WA1」が発売されているが、新たに大容量HDDを搭載したホームサーバのLiblog Station「HS1」と、ネットワーク対応デジタルフォトフレームのCanvas Online「CP1」が加わった。いずれも5月17日に発売される予定だ。

左からLiblog Station「HS1」、Canvas Online「CP1」


 HS1は、TP1シリーズやDT1と同じ直径270ミリの円形ボディを採用しており、2台の3.5インチHDDで1Tバイトもしくは1.5Tバイトの大容量HDDを実現。ネットワークには1000BASE-Tの有線LANで接続する仕組みだ。メモリカードスロットやUSBポートを利用したデータコピー機能や、外出先からでもPCデータのバックアップが行える機能、DLNA機器へのコンテンツ配信機能、Webブラウザを利用した写真共有機能などを提供する。

 CP1は、IEEE802.11g/b準拠の無線LAN機能と800×480ドット表示の7インチワイド液晶ディスプレイを搭載したデジタルフォトフレーム。デジタルカメラや携帯電話で撮影したメモリカード内の写真データを表示できるだけでなく、無線LAN機能を利用することで、PCやホームサーバのHS1に保存された写真データ、インターネットの写真共有サービスに登録した写真データを再生できるのが特徴だ。メモリカードに装着された写真データをインターネットの写真共有サービスにアップロードする機能や、Webブラウズ機能も備えている。

PC本体はVista SP1に対応し、基本スペックを底上げ

type Tの新柄「ナチュラルフラワー」

 PC本体の新製品に関しては、4月15日に発表済みのエントリーノート「type N」とカラーバリエーションが特徴の主力ノート「type C」に加えて、新たにビジネス向けモバイルノート「type G」、VAIO国内発売10周年記念のモバイルノート「type T」、ハイエンドの映像編集用デスクトップ「type R master」、スリムな液晶一体型「type L」がモデルチェンジを果たした。これらも5月17日に発売される予定だ。

 新モデルは他社と同様、プリインストールOSのWindows VistaをSP1にアップデートしたほか、下位モデルで対応が遅れていたメモリの増量を図り、全モデルが2Gバイト以上のメモリを標準搭載する構成になった。45ナノメートルプロセスのCore 2 Duoも搭載が進んでおり、type Ctype Ntype Lの店頭モデルに初めて投入されている。また、type R masterは45ナノ世代のCore 2 Quadを初めて採用した。各モデルの変更点は基本スペックの底上げにとどまっているが、VistaのSP1対応、CPUやメモリの強化により、動作の快適さは向上している。

 同社が注力するカラーバリエーションモデルに関しては、type T直販モデルのプレミアムデザインにホワイトを基調とした花柄の「ナチュラルフラワー」が追加された。また、type Lでは直販モデルの限定色だったプレシャスゴールドを店頭モデルに採用する一方、店頭モデルに用意されていたブレイジングレッドを直販モデルの限定色に変更している。

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