第5世代を迎えたCentrinoプラットフォームこと「Centrino 2」が登場した。発表会の詳細はこちらの記事に譲り、ここでは会場に展示された新Core 2 Duo搭載の最新ノートPCを紹介する。
2003年に登場したCentrinoプラットフォームだが、それから5年が経過しブランド名がCentrino 2に改められた。具体的な変更点は、TDP 25ワットの省電力版CPU「Core 2 Duo Pシリーズ」の追加、FSBが1066MHzに引き上げられ、チップセット内蔵コアでBlu-ray Discの再生が可能になったノートPC向けIntel 4シリーズチップセットの登場、新しい無線LANモジュールが加わったことが挙げられる。また、会場にはソニーの「VAIO type Z」や一部のホワイトボックスベンダーの製品でDDR3メモリを採用していたのも特筆できるだろう。

ソニーのハイエンドモバイルPC「VAIO type Z」。アスペクト比16:9の13.1型ワイド液晶ディスプレイを採用するほか、DD3メモリの採用やチップセット内蔵と外付けGPUをスイッチでPCを起動したまま切り替えられるユニークな製品だ

エプソンダイレクトのフラッグシップノートPC「Endeavor NJ5200Pro」。1920×1200ドットまたは1440×900ドット表示に対応した15.4型ワイド液晶ディスプレイを採用する。価格は15万9600円から

Eee PC 901-Xを発売したばかりのASUSもCentrino 2対応のノートPC「M51Va」を投入。1440×900ドット対応の15.4型ワイド液晶ディスプレイを備え、テンキーも搭載している

サードウェーブが販売するCentrino 2搭載ノートPC「Prime Note Galleria MV」。15.4型/14.1型ワイド液晶ディスプレイを用意し、全モデルでGPUにGeForce 9600M GTを搭載する
DDR3メモリを採用したフェイス(ユニットコム)のゲーミングノートPC「Progress MTX T9400N/DVR」。CPUはCore 2 Duo T9400(2.53GHz)、チップセットはIntel PM45 Express、GPUに512Mバイトのグラフィックスメモリを搭載したGeForce 9800M GTSを装備する。OSはWindows Vista Ultimate(SP1)で、価格は23万9800円から

ツートップ(ユニットコム)のスタンダードノートPC「VIP Note-ST P86TU/93GS-VHP」。1680×1050ドット表示対応の15.4型ワイド液晶ディスプレイを備え、CPUはCore 2 Duo P8600(2.4GHz)、チップセットはIntel PM45 Express、GPUにGeForce 9300M GS(グラフィックスメモリは256Mバイト)を搭載する

ギガバイトの15.4型ワイド液晶ディスプレイ搭載ノートPC「W576V」。CPUにはCore 2 Duo T9400(2.53GHz)、GPUにGeForce 9600M GSを採用する。OSはWindows VistaだけでなくWindows XPも選択可能だ。販売は九十九電機にて行われる次のページでは、ビジネス向けのノートPCを見ていこう。
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