VAIO type Zの“外”と“内”を動画で見る:究極のVAIOノートを眺め回す(1/2 ページ)

» 2008年07月16日 13時00分 公開
[前橋豪,ITmedia]

軽量ボディにハイパフォーマンスを凝縮した「VAIO type Z」

「VAIO type Z」

 13型クラスのワイド液晶ディスプレイを搭載した高級ノートといえば、アップルの「MacBook Air」やレノボ・ジャパンの「ThinkPad X300」が代表格として挙げられるが、ここにソニーが強力な対抗機を投入してきた。それが、この「VAIO type Z」だ。

 type Zは、本体サイズが314(幅)×210(奥行き)×24.5〜33(高さ)ミリ、重量が約1.35キロ(最軽量の構成)の軽量ボディに、13.1型ワイド液晶ディスプレイや光学ドライブを内蔵したモバイルノートPCで、VAIOノートのハイエンドモデルに位置付けられる。

 本体の厚さはMacBook AirやThinkPad X300に見劣りするものの、重量は最軽量の構成で両者を下回り、CPUに薄型・軽量化を行いやすい小型パッケージのCore 2 Duo(65ナノ世代)ではなく、TDPが25ワット/35ワットもある通常パッケージのCore 2 Duo(45ナノ世代)を採用し、外付けGPUのNVIDIA GeForce 9300M GS(グラフィックスメモリ128Mバイト)も搭載するなど、軽量ながら高いパフォーマンスを実現しているのが身上だ。

 さらに直販のVAIOオーナーメードモデルでは64GバイトSSDを2基搭載したRAID 0(ストライピング)構成や1600×900ドット表示の高解像度液晶パネル、Blu-ray Discドライブを選べるなど、モバイルノートPCとしては非常にハイスペックな仕様が目立つ。また、インテルが7月16日に発表した新プラットフォーム「Centrino 2」にも対応している。

 ここでは、8月9日の発売に先駆け、ソニーがVAIO type Zに込めたこだわりの数々を動画でチェックしていく。

※最軽量の構成は、CPUがCore 2 Duo P9500/P8600/P8400、メモリが2Gバイトか1Gバイト、ストレージが64GバイトSSD×1、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、ワイヤレスWAN/FeliCaポートが非搭載、バッテリーが標準タイプとなる。

動画で見るVAIO type Zのボディ


 VAIOといえば、凝った外観が特徴の1つだが、type Zは製品ターゲットがエグゼクティブなビジネスユーザーなので、特に力が入っている。VAIOノートの新モデルに共通するデザインの「シリンダーフォルム」と「アイソレーションキーボード」を採り入れた外観は、11.1型ワイド液晶ディスプレイを備えたモバイルノートPC「VAIO type T(TZ)」の兄貴分といった印象だ。

 アルミニウムの1枚板から打ち出したキーボードパネルは、パームレストからキーボード上部までを継ぎ目なく覆っており、全面にヘアライン加工を施したこだわりのデザインに仕上がっている。天板と底面にはソニーが得意とする軽さと頑丈さを両立したマルチレイヤーカーボン(CFRP)を採用。堅牢性については、動作時72センチ、非動作時90センチの落下試験をクリアしたほか、一点加圧、衝撃、ディスプレイ開閉などの品質試験を行った。

 ネットワーク機能は、1000BASE-Tの有線LAN、IEEE802.11a/b/g/nの無線LAN(11nはドラフト準拠)、Bluetooth 2.0+EDR、FAXモデムに対応し、直販モデルではワイヤレスWANも選択可能。左側面にはExpress Card/34スロット、USB 2.0、4ピンのIEEE1394、ヘッドフォン、マイク、右側面には光学ドライブ、アナログRGB出力、HDMI出力、USB 2.0、前面にはメモリースティックPROスロットとSDメモリーカード(SDHC対応)スロット、無線LAN/Bluetooth用スイッチが並ぶ。総じて充実したインタフェースの構成だ。

動画で見るVAIO type Zの液晶とキーボード


 新採用の13.1型ワイド液晶ディスプレイは、アスペクト比がテレビと同じ16:9で、動画コンテンツとの親和性が高い。店頭販売向けモデルの解像度は1366×768ドットに対応するが、VAIOオーナーメードモデルでは1600×900ドットの高解像度パネルも選択可能だ。

 液晶ディスプレイの表示品質も強化しており、適度な光沢感と外光の映り込み低減を両立したうえで、表面に傷がつきにくいハードコーティング処理を施した「クリアソリッド液晶」を初採用。モバイルノートPCとしては色域が非常に広く、type Sと比べて約2倍、type Tと比べても広い色域を確保し、u' v'色度域でNTSC比100%を実現した「リッチカラー仕様」となっている。ちなみに、液晶ディスプレイの上部には31万画素のWebカメラを装備した。

 type T譲りのアイソレーションキーボードは一見取っ付きにくいが、約19ミリのキーピッチと約2.5ミリのキーストロークを確保したうえ、キーレイアウトに無理がなく、キーの間隔を十分に開けているため、見た目よりも入力しやすい。キーのたわみが少ない点も評価できる。細かいところでは、指がキーにフィットするように各キーの中央をなだらかにくぼませた形状としており、単なるデザイン重視ではないキーボードだ。

 キーボードの上部には、外付けGPUのNVIDIA GeForce 9300M GSと、Intel GM45 Expressチップセット内蔵グラフィックスコアのIntel GMA X4500HDを切り替え可能なスイッチを装備する。従来のtype Sはグラフィックス機能の切り替え後に再起動が必要だったが、type Zでは起動中でも切り替えられるようになった。

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