PCケースにマザーボードや電源の組み込むのも面倒という人には、ベアボーンがおすすめだ。T-ZONE.PC DIY SHOPは「ベアボーンなら小さい筐体でもケーブルが接続しやすいように工夫してあるので、キューブやブック型でも、ミドルケースにイチから組み込むより簡単ですね」という。19日からは、Shuttleのキューブ型ベアボーン2モデルが販売される。
「KPC K48」は、エントリークラスのベアボーン。定格100ワットの電源と、i945GCチップセット搭載マザーを内蔵しており、価格は1万5000円前後に抑えている。CPUソケットはLGA775で、Core 2 Duo E7300まで対応。DDR2 DIMMスロットを2基備え、最大2Gバイトまで搭載できる。そのほか、5インチベイと3.5インチシャドウベイを1基ずつ搭載。拡張スロットは備えず、定格100ワット電源で耐えられるシンプルな構成で使うことを想定している。なお、DVI出力はサポートしている。
クレバリー1号店は「前モデルのようにmini-ITXマザーの換装はできませんが、シンプルでコンパクトなPCが欲しい人にはおすすめです。メンテナンス性が高いので、初心者の方にも」と語る。
ハイスペック志向の人は、「SN78SH7」に要注目。拡張性の高いキューブ型ベアボーンで、クアッドコアCPUのPhenom X4が搭載できるのが特徴だ。チップセットにGeForce 8200を採用し、各2Gバイト積めるDDR2 DIMMスロットを2基搭載。PCI-Express x16とPCIスロットを1基ずつ備え、2基のシャドウベイと1基の5インチベイを用意している。これらの高い拡張性に合わせ、電源は定格300ワットタイプを採用している。
T-ZONE.PC DIY SHOPは「クアッドコア対応ベアボーンとしては、3万5000円前後の価格はまずまずの安さです。拡張性はそこそこでも、PCの処理性能を追求したいという人に向いていますね。結構ヒットすると思いますよ」と話していた。
製品名: | Shuttle「KPC K48」 |
入荷ショップ | |
T-ZONE.PC DIY SHOP | 1万4852円 |
クレバリー1号店 | 1万5723円 |
パソコンショップ・アーク | 1万5780円 |
TSUKUMO eX. | 1万5800円 |
製品名: | Shuttle「SN78SH7」 |
入荷ショップ | |
T-ZONE.PC DIY SHOP | 3万7412円 |
クレバリー1号店 | 3万9663円 |
パソコンショップ・アーク | 3万9780円 |
TSUKUMO eX. | 3万9800円 |
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