最もiPhone 3Gの“らしさ”を味わえる地図とGPSiPhone 3G短期集中連載(2/3 ページ)

» 2008年07月23日 00時00分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 では現在地の地図を見ているときに「近所のカレー屋」を知りたい、としよう。EZナビウォークだと(中身は「NAVITIME」なので他社ケータイの地図サービスでも同じようなものだと思う)、センターキーでメニュー表示→「この場所を……」→周辺を検索する→「地図を閉じます、よろしいですか?」→検索画面になるので、カテゴリ・フリー・ランキングからどれかを選ぶ。フリーを選んで「カレー」と入力する→リストアップされるという流れ。めんどくさい。めんどくさいけど、便利ではあるのでよく使っていた。

photophotophoto 現在地を取得させると、まず大まかな場所を把握し、だんだんと円がせばまっていく。その課程がなかなか面白い(写真=右、中央)、ピンポイントで現在地が分かると、このように青い円で表示される(写真=右)

 iPhone 3Gだと、検索窓をタップして「カレー」と入力するだけでいい。そうすると地図上の該当場所にピンが立つ。ただそれだけで済むのだ。この迅速さをみると、これこそが求めていたデバイスだ、という気分になる。

photo 「カレー」と入力するだけで、地図上にあるカレー屋さんのピンが立つ。で、「>」をタップすれば店の詳細も表示される。これは便利でなおかつ楽しい。

 地図を指でスクロールさせると、新たに表示された範囲にどんどんピンが立つ。これで捜索範囲を感覚的に広げられる。しかも、店名をタップすると、そこの電話番号が表示されてすぐ電話できるし、サイトを持っていたら店のサイトにすぐアクセスできる。これは超快適。情報はこうやってリンクしていくべきなのだ。

 いやはや、予想以上にいい。ただし、どうも「この店に行く」という経路探索はうまく働かない。日本ではまだ使えないようだ。残念。

 もうひとつ。現在のところ、GPSの現在地取得がうまく働かないことがある。当然、GPSなので屋外でないとダメで、ソフトバンクの電波をつかまえてないと時間がかかる(逆に言えば、電波が強くて空が見えている場所では、ほんの数秒で現在地がピンポイントで特定できる)のだが、そういった要因とは別に、現在地取得に行ったまま戻ってこないことがある。iPhone 3Gを再起動するとたいていすぐ取得してくれるので、どこかに問題が潜んでいるのかと思う。ファームアップに期待である。

 ともあれ、iPhone 3Gの地図機能はシンプルで素晴らしい。

 地図機能について詳しく書いたのは、このリアルタイムにどんどん情報が表示される快適さと情報がリンクしていく感覚、そして心地よく使えるユーザーインタフェースにiPhone 3Gのらしさが最も表れていると思ったから。ついでに、時々再起動が必要なところも(悪い意味で)iPhone 3Gらしい。ケータイでも似たようなことはできる。でも、どっちを使うかといわれれば、筆者はiPhone 3Gを使う。

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