携帯性能と堅牢性能はそのままに構成を一新──Let'snote W8発表

» 2008年09月25日 15時00分 公開
[ITmedia]
Let'snote W8

 Let'snote W8ではCentrino 2が導入され、CPUには超低電圧版のCore 2 Duo SU9300(動作クロック1.2GHz)を搭載し、チップセットはIntel GS45 Expressを、無線LANモジュールはIntel Wireless WiFi Link 5100AGNを採用する。

 ボディデザインとサイズ、本体重量、搭載インタフェースの仕様は従来モデルのLet'snote W7とほぼ同じで、重さは約1.249キロ、バッテリー駆動時間は標準バッテリーパックで約11時間。なお、オプションで軽量バッテリーパックも用意される。HDD容量は120Gバイト。標準構成のメモリ容量はオンボードの1Gバイトだが、メモリスロットが2Gバイトのモジュールに対応したため、最大メモリ容量は3Gバイトまで実装できるようになった。OSはWindows Vista Business Service Pack 1が導入されるが、Windows XP Professional(SP2)のダウングレード権も用意される。

 76センチ動作落下(底面のみ)、30センチ非動作落下(26方向)、100キロf加圧振動といった工場テストをクリアする堅牢性能や、全面防滴に対応するキーボードの搭載なども従来モデルと同様だ。なお、店頭モデル限定のブルー天板モデルも用意されるが、このモデルだけメモリ容量が標準構成で2Gバイトとなる。

 Web販売専用のマイレッツ倶楽部モデルでは、これまでプレミアムエディションでしか選べなかった「ジェットブラック」ボディが選択できるようになったほか、カラー天板のバリエーションとして、ジェットブラックモデルと組み合わせられる「レッドベリー」「グリーンジェイド」「ブラックストーン」が用意される。基本スペックでも店頭モデルにないHDD容量250Gバイトの構成が選べる。

 さらに、ハイスペック仕様を構成でき、充実したサポートメニューを利用できるプレミアムエディションも用意され、HDD容量320GバイトとIntel Turbo Memoryを搭載するほか(ただし、CF-R8のプレミアムエディションで選べるSSD搭載モデルは用意されない)、盗難にも対応する3年特別保障のプレミアムサービスが利用できる。また、FOMA HIGH-SPEED通信モジュールとBluetooth(Ver.2.0+EDR/Class1準拠)を内蔵したワイヤレスWANモデルも従来モデルと同様に用意される。なお、専用デザインのボンネット天板はそのままとなる。

Let'snote LIGHTシリーズの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売
Let'snote LIGHT CF-W8 CF-W8EWJNJR 2スピンドル Centrino 2導入 Core 2 Duo SU9300(1.2GHz) 1024MB 120GB Business(SP1) 29万円前後
CF-W8EWNQJR 2スピンドル Centrino 2導入、カラー天板 Core 2 Duo SU9300(1.2GHz) 1024MB 120GB Business(SP1) 28万円前後
CF-W8EWJAJR 2スピンドル Centrino 2導入 Core 2 Duo SU9300(1.2GHz) 1024MB 120GB Business(SP1) 25万円前後

Let'snote LIGHTシリーズの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU Office 2007 重量
Let'snote LIGHT CF-W8 CF-W8EWJNJR 12.1型 1024×768 Intel GS45 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 約1.249キロ
CF-W8EWNQJR 12.1型 1024×768 Intel GS45 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 約1.249キロ
CF-W8EWJAJR 12.1型 1024×768 Intel GS45 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 約1.249キロ

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