店頭向けに販売される「Let'snote W」シリーズの2008年夏モデルは、同日発表された1スピンドルのTシリーズと同様に、HDD容量の増加やバッテリー駆動時間の延長が主な強化点だ。
春モデルと同じく、Intel GM965 Expressベースのアーキテクチャを引き継ぎつつ、CPUにCore 2 Duo U7700(1.2GHz)を採用し、1Gバイト容量のメモリとDVDスーパーマルチドライブを搭載。その一方で、HDD容量を120Gバイトに増やし、バッテリー駆動時間を約11時間に延ばしている。本体重量は約1.249キロで、オプションの軽量バッテリーを装着すると、駆動時間は約5.5時間に短縮されるが、約1.13キロまで軽量化が可能だ。OSはWindows Vista Business(SP1)で、Windows XP Professional(SP2)のダウングレードDVDも付属する。
変わり映えしない店頭向けモデルに対して、Web直販限定のマイレッツ倶楽部モデルは見どころが多い。まず1つは、1.33GHzで駆動するCore 2 Duo U7700や、250GバイトのHDDを搭載するハイスペックモデルをベースに、ワイヤレスWANとBluetooth 2.0+EDRモジュールを内蔵した「CF-W7DXYAJP」を追加した点だ。ただし、通常のマイレッツ倶楽部モデルとは異なり、CF-W7DXYAJPでは天板カラーが選べないほか、SIMスロットの場所の関係から天板のデザインも通常と違うものになっている。また、バッテリー駆動時間は約9.5時間と30分ほど短くなり、重量も約120グラム増える。価格は28万3950円から。
もう1つは、Let'snote LIGHT CF-R7の直販限定モデルとしてラインアップされていたプレミアムエディションがW7にも加わった点。こちらはマイレッツ倶楽部のハイスペックモデルをベースに、さらにHDD容量を320Gバイトに増やし、1GバイトのIntel Turbo Memoryも内蔵する。本体カラーは、標準のジェットブラック(つや消し)のほか、スパーリングブラック(光沢)、ミッドナイトブルーから選択できる。こちらの価格は30万7750円からとなっている。
Let'snote LIGHT CF-W7シリーズの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
Let'snote LIGHT CF-W7 | CF-W7DWJAJR | 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo U7600(1.2GHz) | 1024MB | 120GB | Business(SP1) | 25万円前後 |
CF-W7DWJNJR | 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo U7600(1.2GHz) | 1024MB | 120GB | Business(SP1) | 28万円前後 | |
Let'snote LIGHTシリーズの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | Office 2007 | 重量 |
Let'snote LIGHT CF-W7 | CF-W7DWJAJR | 12.1インチ | 1024×768 | Intel GM965 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約1.249キロ |
CF-W7DWJNJR | 12.1インチ | 1024×768 | Intel GM965 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | ○ | 約1.249キロ | |
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