NVIDIA、LGA775対応最新統合型チップセットを発表

» 2008年10月16日 10時00分 公開
[石川ひさよし,ITmedia]
GeForce 9400のブロックダイアグラム

 GeForce 9400は、9000番台の製品名が示すとおり、ディスクリートGPUにおけるGeForce 9シリーズに相当するグラフィックス機能を統合したチップセットで、DirectX 10に対応しているのはもちろん、CUDAやPhysXも利用可能だ。

 グラフィックスの性能は3DMark VantageにおいてIntel G45 Expressの5倍となる“P575”を記録しているという。また、NVIDIAは、主要な30タイトルのゲームにおいてIntelのグラフィックス統合型チップセットでは14タイトルが動作しない、あるいは動作しても何らかのレンダリングミスが生じていると指摘している。GeForce 9400ではディティールも再現できるとともに、30fps前後、あるいは30fps超で動作すると、統合型チップセットとして高い3D性能をアピールする。

Intel G45 Expressに対し3DMarkVantageで5倍のスコア(写真=左)。NVIDIAが測定した主要タイトルにおけるベンチマークテストのスコア(写真=右)

Second Lifeにおける描画を比較する。スペキュラやリップルなどに大きな違いがある(写真=左)。別のシーンで画質を比較する。2倍のフレームレートとエフェクトで実際の体感はさらに異なる(写真=右)

 GeForce 9400はHybrid SLIにも対応しており、バリュークラスGPUのGeForce 8400GSやGeForce 8500GTなどを組み合わせることで、さらに3D性能を向上させることも可能だ。GeForce 9400は、ストリームプロセッサの数が16基、コアクロックが580MHz、シェーダークロックが1400MHzで、グラフィックメモリはUMA形式をとる。ラインアップには下位モデルとして「GeForce 9300」も用意されている。こちらはコアクロックが450MHz、シェーダークロックが1200MHzとされているほかはGeForce 9400と同等の機能を備える。

第2世代のHybrid SLIに対応(写真=左)。より高いフレームレートを望むなら、Hybrid SLIでシステムの3D性能を強化できる(写真=中)。さらにPhysXによる物理演算アクセラレーションにも対応する(写真=右)

 高画質化機能としてはPureVideo HDを実装する。ディスプレイ出力もHDMI、デュアルリンクDVI、DisplayPort、アナログRGBをサポートしている。なお、対応するFSBは1333MHzまで。メモリはDDR3-1333またはDDR2-800でデュアルチャネル対応。PCI Expressスロットは16レーンスロットが1本、および1レーンスロットが4本。PCI Express 2.0にも対応する。そのほかのインタフェースは、Serial ATAが6ポート、サポートするRAIDレベルは0/1/5/10、USB 2.0が12ポート、ギガビットLANを搭載している。

PureVideo HDも搭載し本格普及が始まったBlu-rayもサポート。NVIDIAは、「フレーム損失なし」「オーディオ損失なし」をアピールする(写真=右)GeForce 9400とGeForce 9300の仕様はほぼ同じ。違いはコアクロックとシェーダークロックに限られる(写真=中)GeForce 9400、GeForce 9300を搭載する製品群。すでに一体型PCなどでも採用が進んでいる(写真=右)

DFIの「LPJRGF9400-T2RS」(GeForce 9400)と(写真=左)、XFXの「MI-9300-7AS9」(GeForce 9300)(写真=右)

ASUSの「P5N7A-VM」(GeForce 9300)(写真=左)と、MSIの「P7NGM-DIGITAL」(GeForce 9300)(写真=中)、そしてZOTACのGeForce 9300搭載マザー(写真=右)

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