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» 2008年10月20日 08時00分 公開

電脳フィギュアに「そんなのあんまりですぅ」とか言わせてみたアキバで「ARis」発売イベント

芸者東京が“拡張現実メイドさん”こと「電脳フィギュア ARis」の発売記念イベントをアキバで実施した。さ、ツンツンしてみようか。

[ITmedia]
これは製品ではありません

 “拡張現実メイドさん”こと「電脳フィギュア ARis」が10月19日に発売された。同日、秋葉原にある九十九電機本店IIの2階で開かれた発売記念イベントでは、実機によるデモンストレーションが行われたほか、コンパニオンさんのコスプレによる“等身大のアリス”も登場し、電脳フィギュアを求めてつめかけた来場者によって“ツンツン”されていた。

 芸者東京エンターテインメント(以下、芸者東京)の電脳フィギュア ARisは、現実の環境にバーチャルなオブジェクトを付加情報として合成する拡張現実(Augmented Reality)技術を使ったソフトウェア。付属の「電脳キューブ」をWebカメラで撮影すると、現実の環境(Webカメラの映像)を背景に電脳フィギュア「アリス」が出現し、「電脳スティック」によるアクションに応じて「きゃっ」「そんなのあんまりですぅ」といったさまざまな反応をしてくれる。アリスの声は声優のゆかなさんだ。

九十九電機本店IIの2階に設置されたデモコーナー(写真=左)。イベントが開始された午後1時は、多くのユーザーで狭い店内はすしづめ状態(写真=中央)。実際に電脳キューブと電脳スティックを使ってアリスの反応を試せる(写真=右)

着ぐるみやかなりきわどい服装もある。アクションのパターンは600程度(写真=左/中央)。調子に乗ってむちゃなことをするとしゃがみこんで泣き出してしまう。「ご主人さまヒドいですぅ。そんなのあんまりですー」という声がフロアに響く……周囲の視線が痛い(写真=右)

 来場者のひとりに話を聞くと「ユーザーの視野とWebカメラの視野が違うので、オブジェクトへの干渉がちょっと難しい。ヘッドマウント型のディスプレイと組み合わせられるようになれば、さらにおもしろくなると思います。それこそ電脳メガネみたいなね」と語りながら、ディスプレイの中のアリスに見入っていた。

 実際にデモの様子を眺めると、1024×768ドットで出力された画面では、Webカメラのフレームレートが下がるために、アリスの動きはややカクカクとしていた。画面の中のアリスがスムーズに動くには、Webカメラの設定を30fpsにするのがベストだが、480×320ドット以下だと、今度は解像度が低すぎて電脳キューブのマーカー認識にエラーが頻出するようだ。電脳フィギュアを楽しむためには高解像度で撮影できる性能の高いWebカメラを利用したほうがいいかもしれない。

 芸者東京によれば、ユーザーからの反響は非常に大きく、予約販売分を含めて初回ロットの3000本はほぼ完売状態で、現在は次ロットの製造を検討中だという。また、今後は購入者を対象としたアップデータを配布したり、次期キャラクターの投入(ニーズがあれば男性キャラクターも……)やAR技術を使った広告展開なども予定している。

電脳キューブだけでなく、平面パターンを読み取ってテロップを流すデモも行われていた(写真=左)。カメラ上でマーカーを認識できれば、キューブの大きさに制限はないようで、等身大アリスが乗っていた30センチ四方ほどの電脳キューブを使って、大きなアリスを出現させていた(写真=中央/右)

 なお、九十九電機本店IIで同製品を購入すると、アリスのコスプレをしたコンパニオンさんと記念撮影ができる特典が用意されていた。“等身大アリス”にあわせた大きな電脳スティックもあり、画面の中のアリスのようにツンツンされる場面も……。

等身大のアリスと記念撮影ができる特典付き。ツンツンされていた

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