12月初旬、1万円以上の高級キーボードが複数登場し、それぞれ注目を集めている。
1つは、東プレの静電容量無接点方式キーボード「Realforce 91UDK-G NG02B0」だ。価格は2万3000円弱で、在庫は少数。10キーのない91日本語キーボードで、ゲーマー仕様になっているのが特徴。PCゲームで頻繁に使うW/A/S/Dキーに水色の交換キーが用意されており、黒い周囲のキーから目立つようにできる。インタフェースはUSB。
もう1つは、独Cherry社の「赤軸」キーボード。赤軸は、従来から人気がある「黒軸」の押し下げ圧を抑えた新型のキースイッチで、タイピング感は軽め。押し下げるほどに重さを感じる構造は黒軸と似ている。
パソコンショップ・アークは「黒軸は重すぎるという人に、これまでは茶軸が人気でしたが、今後は柔軟な押し下げ感を持つ赤軸と人気を二分するかもしれません」と語る。茶軸と赤軸の違いについて、T-ZONE.PC DIY SHOPは「メカニカルキーボードの“カチャカチャ感”が好きな人は茶軸、黒軸の滑らかな打鍵感で軽快にタイピングしたい人は赤軸がオススメです」と話していた。
赤軸キーボードは日本語配列「G80-3600LYCJA」と英語配列「G80-3600LYCEU」の2タイプがあり、それぞれにホワイトとブラックのバリエーションがそろっている。価格はそれぞれ1万2000円前後で、在庫は潤沢だ。接続はUSBとPS/2に両対応する。
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