「これで年末年始を戦います!」――師走のアキバに狙い目パーツが多数入荷古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2008年12月29日 12時00分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

2万3000円前後で買えるX58マザー「GA-EX58-UD3R」にヒットの予感

 多くのショップで、正月商戦の主役と目されているのがCore i7関連のパーツだ。Core i7は最下位モデルの「920」が3万円以下で売られているが、対応するX58マザーは安くても2万円台後半という高額のまま推移していた。しかし、年末になってようやく2万3000円前後で購入できる比較的安価なモデルが登場した。ギガバイトの「GA-EX58-UD3R」で、在庫は潤沢だ。

 GA-EX58-UD3RはPCI Express x16スロットを2基備えるATXマザーで、メモリスロットを4基に抑えているのが特徴。TSUKUMO eX.は「デュアルとトリプルチャンネルに両対応します。32ビットOSで利用するなら問題ないでしょう。Core i7マシンで10万円以下に抑えるなら、これを選ぶのが最善といえますね」と語る。

ギガバイト「GA-EX58-UD3R」

 逆に、よりニッチなハイエンドユーザー向けのX58マザーも登場している。ASUSTeKのワークステーション向けマザー「ASUS P6T6 WS Revolution」だ。価格は4万7000円から5万3000円のあいだで、在庫は少数。最大の特徴は、PCI Express x16スロットを6基搭載している点だ。すべてを有効にすると4基がx8で動作し、残りがそれぞれx16とx4となる。3-way SLIやCrossFire Xに対応するほか、グラフィックスカード6枚を挿して全12画面のマルチディスプレイ環境も構築できる。

 T-ZONE.PC DIY SHOPは「気持ちいいくらいの“変態マザー”です。マルチディスプレイを極めたいという人に最適ですね。ただし、IDEコネクタは非搭載なので気をつけてください」と話していた。

ASUSTeK「P6T6 WS Revolution」

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