一足先に64ビット化を推し進めるソニー「VAIO」春モデルを発表:2009年PC春モデル(1/2 ページ)

» 2009年01月06日 14時00分 公開
[田中宏昌,ITmedia]

VAIOノートPCシリーズの特徴

ラインアップ

  • 新シリーズの投入は見送り
  • VAIO type Nの店頭モデルに新色ピンクを追加
  • VAIO type Cの直販モデルで新色ヌードベージュとベリーパープルが選択可能に
  • VAIO type Zの直販モデルで新柄シャドーボーダーとラインストームが選択可能に
  • VAIO type Sの直販モデルで新色チタングレーが選択可能に
  • VAIO type Tの直販モデルで新色プラチナホワイト、新柄のクールハイライトとバーチカルストライプが選択可能に
  • VAIO type C/NでBlu-ray Discドライブ搭載モデルをラインアップ
  • 直販モデルのメッセージ刻印サービスがVAIO type C/Z/S/Tに拡充

ハードウェア

  • VAIO type A/F/Z/Tの全モデルで4Gバイトのメモリを標準搭載
  • VAIO type Sの全モデルでIEEE802.11a/b/g/n対応の無線LANを装備
  • VAIO type Tの直販モデルでワイヤレスWANモデルが選択可能に

ソフトウェア

  • VAIO type A/F/Z/Tの全モデルで64ビット版Vista Home Premium(SP1)を採用
  • Giga Pocket Digitalがワンセグデータの別管理で高速書き出しに対応

VAIOデスクトップPCシリーズの特徴

ラインアップ

  • 新シリーズの投入は見送り
  • VAIO type Jの店頭モデルに新色ライムグリーンを追加
  • VAIO type Jの直販モデルで新色ライムグリーンとピアノブラックが選択可能に
  • VAIO type Lの直販モデルで新色ブラックが選択可能に

ハードウェア

  • VAIO type R全モデルとtype Lの一部で4Gバイトのメモリを標準搭載
  • VAIO type JでBlu-ray Discドライブ搭載モデルをラインアップ
  • VAIO type Jの全モデルでIEEE802.11b/g/n対応の無線LANを内蔵
  • テレビサイドPC「TP1」がAVCトランスコーダーを内蔵し長時間録画に対応

ソフトウェア

  • VAIO type R全モデルとtype Lの一部で64ビット版Vista Home Premium(SP1)を採用
  • Giga Pocket Digitalがワンセグデータの別管理で高速書き出しに対応


2009年VAIO春モデルは既存モデルのマイナーバージョンアップが中心

64ビットOSを採用したフラッグシップモデル「VAIO type R」

 ソニーは1月6日、VAIO2009年春モデルを発表した。2008年12月24日に予告を開始した新モバイルPCは投入されず、既存モデルの性能/機能強化が中心のマイナーバージョンが行われた。デスクトップPCは25.5型ワイド液晶ディスプレイ一体型のクリエイティブ用途向けPC「VAIO type R」を筆頭に、24型/20.1型/15.4型ワイド液晶一体型のAV機能重視モデル「VAIO type L」、20.1型ワイド液晶一体型PCのエントリーモデル「VAIO type J」をラインアップする。ノートPCは18.4型ワイド液晶ディスプレイ搭載のクリエイティブ用途向けPC「VAIO type A」をはじめ、16.4型ワイド液晶のAVノートPC「VAIO type F」、15.4型ワイド液晶のシンプルPC「VAIO type N」、14.1型ワイド液晶のデザイン重視モデル「VAIO type C」、13.3型ワイド液晶のパワフルモバイル「VAIO type S」、13.1型ワイド液晶のハイエンドモバイル「VAIO type Z」、11.1型ワイド液晶のハイビジョンモバイル「VAIO type T」を投入する。発売は1月10日から順次行われる予定だ。

 春モデルではOSの64ビット対応や、テレビ視聴/録画/管理ソフトウェアの「Giga Pocket Digital」がワンセグデータをフルセグ放送と別管理することで高速の書き出しに対応したほか、番組表が改善され視認性がアップしたのが特徴だ。

半数以上のモデルでBlu-ray Discドライブと64ビット版のWindows Vistaを搭載

VAIO type Jの直販モデルは全5色で展開される

 デスクトップPCは、フラッグシップモデルのtype RとAV機能重視のtype L(15.4型ワイド液晶のVGC-LJ54B/Wを除く)でOSに64ビット版のWindows Vista Home Premium(SP1)を採用したのがトピックだ。いずれも4Gバイトのメインメモリ(DDR2 SDRAM)を搭載し、メモリをフル活用(32ビット版は約3.2Gバイトまで)できるようになったほか、最大搭載メモリ容量が12Gバイト(type R)/8Gバイト(type L)に増加した。24型ワイドと20.1型ワイド液晶を搭載した上位機の店頭モデルはホワイトのみだが、直販のVAIOオーナーメードモデルではブラックが選べるようになった。

 液晶一体型PCのエントリーモデルtype Jでは、最上位機にBlu-ray Discドライブが採用され、全モデルでHDD容量が500Gバイトに増え、IEEE802.11b/g/n対応の無線LANを内蔵した。店頭モデルでは新色のライムグリーンが、直販のVAIOオーナーメードモデルではライムグリーンとピアノブラックが追加された。

 一方のテレビサイドPC「TP1」は、対応アプリケーションで動画変換を高速化するハードウェアトランスコーダーの「VAIO AVCトランスコーダー」を内蔵することでHD画質の長時間録画をサポートし、HDD容量が1Tバイトに増量してテレビ機能をさらに楽しめるようになった。

「VAIO type L」の店頭モデルはホワイトのみで展開され、上位モデルの直販ではホワイトとブラックから選べるようになった
type Lの24型ワイドと20.1型ワイドの直販モデルで選択できるようになったブラックモデル
「VAIO type L」の15.4型ワイドモデルのVAIOオーナーメードモデルでは、従来と同様に全5色が用意される

「VAIO type J」の店頭/直販モデルに追加されたライムグリーン
大画面テレビにHDMIで接続して利用するテレビサイドPC「TP1」
TP1に内蔵される「VAIO AVCトランスコーダー」

OSの64ビット対応と直販モデルで新色と新柄が増加

フォトエディションとビデオエディションが用意された最上位の「VAIO type A」

 ノートPCは最上位のtype AとAVノートPCのtype F、モバイルPCではtype Zとtype Tで64ビット版のWindows Vista Home Premium(SP1)が導入され、それにあわせてメモリ搭載量が標準で4Gバイトに増加した。特にtype Aとtype Fは最大8Gバイトのメモリを搭載できるようになり、type Aの付属ソフトウェア「Photoshop Elements」や「Premiere Elements」が最新のバージョン7になった。

 シンプルノートPCのtype Nは新色のピンクが追加されて全3色のカラーバリエーション展開になり、最上位モデルでBlu-ray Discドライブを採用した。デザインノートPCのtype Cも同様に最上位モデルでBlu-ray Discドライブを採用し、店頭モデルではピュアホワイト、アーバンブラック、ブレイジングレッド、ラグジュアリーピンクの4色が用意され、直販モデルでは従来のノーブルブラウンを継続しつつ、ヌードベージュとベリーパープルが追加された。

 モバイルPCでは、type Sが外付けGPU搭載モデルが省かれる一方、CPUやHDD容量が強化され、直販モデルで新色のチタングレーが選択できるようになった。また、type Tの直販モデルでは新色のプラチナホワイトに加え、クールハイライトとバーチカルストライプという新柄が用意され、type Zの直販モデルでは新柄のシャドーボーダーとラインストームが選択可能になった。

 なお、直販のVAIOオーナーメードモデルで約4割の購入者が選択しているという無償の「メッセージ刻印サービス」が、従来のtype Tに加え、type C/Z/Sにも拡充されたのも春モデルのトピックだ。

左から、64ビットOSをプリインストールした「VAIO type F」、「VAIO type Z」、「VAIO type T」

最上位モデルでBlu-ray Discドライブを内蔵した「VAIO type C」
「VAIO type C」の直販モデルでは全7色で展開される(店頭モデルは全4色)
「VAIO type S」の直販モデルは新色のチタングレーを加えた6モデルが用意される

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