2008年秋冬モデルシーズンは夏モデルが継続して販売されたVAIO type Zだが、2009年春モデルでは新しく「VGN-Z71B」が投入された。ボディデザインや搭載されるインタフェースは従来モデルと共通だが、CPUが従来のCore 2 Duo P9500(2.53GHz)からCore 2 Duo P9600(2.66GHz)に強化されたほか、HDD容量が従来の200Gバイトから320Gバイトに、標準のメモリ容量が従来の2Gバイトから4Gバイトへとそれぞれ増えている。メモリが標準で4Gバイトに増えたことから、導入されるOSも64ビット版のWindows Vista Home Premium(SP1)に変更された。
VGN-Z71Bの実売価格は約25万円前後になる見込み。出荷は1月16日からの予定だ。
VAIOオーナーメードモデルでは、これまで選べた3パターンの柄のうち「ラインフォーレスト」がなくなったが、新たに「シャドーボーダー」と「ラインストーム」が追加された。CPUでも動作クロック2.93GHzのCore 2 Duo T9800が選択肢として用意されている。ただし、Core 2 Duo T9800はTDPが35ワットと消費電力が増えているため、ソニーではバッテリー駆動とパフォーマンスの両方を重視するユーザーにはTDPが25ワットのCore 2 Duo P9600(2.66GHz)を勧めている。
| VAIOノートPC店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
| VAIO type Z | VGN-Z71JB | 2スピンドル | 64ビットOS採用 | Core 2 Duo P9600(2.66GHz) | 4096MB(DDR3) | 320GB | 64ビット版Home Premium(SP1) | 25万円前後 |
| VAIOノートPC店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
| シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV機能 | 重量 |
| VAIO type Z | VGN-Z71JB | 13.1型ワイド | 1366×768 | Intel GM45 | 2層対応DVDスーパーマルチ | GeForce 9300M GS/チップセット内蔵 | − | 約1.45キロ |
一足先に64ビット化を推し進めるソニー「VAIO」春モデルを発表
アドビ製ソフトウェアがバージョンアップ――「VAIO type A」
新色と新柄が追加された超軽量2スピンドルノート──VAIO type T
Blu-ray Discドライブモデルも追加されたカジュアルノート――「VAIO type C」
コストパフォーマンスを重視したモバイルノートに集約──VAIO type S
新色が登場するシンプルノートPC――「VAIO type N」
64ビットVistaを採用した25.5型ワイド一体型PC――「VAIO type R」
春の“ボードPC”はスペックを強化し64ビットVistaへ――「VAIO type L」
春の3色で展開するエントリー向け液晶一体型PC――「VAIO type J」
長時間録画が可能になったテレビのとなりの“丸いVAIO”――テレビサイドPC「TP1」
ソニー、低価格の大画面液晶一体型や動画/写真編集マシンなどVAIO新モデルを発表
ソニー、VAIOの新モバイル製品投入を予告
極上AVノート「VAIO type A ビデオエディション」を味わう
年末はジーンズのように気取らないシンプルノート「VAIO type N」を狙う
なでると喜んだりする魅惑のノートPC――「VAIO type C」と暮らしてみた
ハイビジョンモバイルを実現した新型「VAIO type T」に肉薄
チノパンとジーンズ、どちらがお好き!?――新型VAIO type Nを眺める
WSXGA+液晶搭載のお手ごろVAIOは使えるか?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.