カラバリの拡大と基本スペックの底上げに徹した主力ノート――「LaVie L」:2009年PC春モデル(1/2 ページ)

» 2009年01月13日 11時00分 公開
[ITmedia]

Blu-ray Discドライブ搭載機やカラバリモデルを用意した「LL850/LL770」シリーズ

Blu-ray Discドライブを内蔵した最上位モデル「LaVie L LL850/SG」

 NECの主力ノートPC「LaVie L」シリーズがモデルチェンジし、Centrino 2プラットフォームを全面的に採用した。それに伴って、従来「アドバンストタイプ」と「スタンダードタイプ」と分かれていた名称を廃止し、先行して発表された「LaVie L LL750/SG」シリーズを加えたラインアップが完成する。

 従来、LaVie L アドバンストタイプと呼ばれていた上位モデルでは、一足先にリリースされた「LaVie L LL750」シリーズにOffice Personal 2007(SP1)+PowerPoint 2007(SP1)をプリインストールした「LaVie L LL770/SJ」シリーズが加わり、光学ドライブをBlu-ray Discドライブに変更し、Webカメラ(有効198万画素)内蔵の最上位モデル「LaVie L LL850/SG」が復活した。LL850/SGはスパークリングブラックのみだが、LaVie L LL770/SJシリーズは、液晶ディスプレイ天面やパームレスト面などにガラスフレークをちりばめた新塗装を施したLL750/SGシリーズと同じで、店頭モデルはスパークリングホワイト(LL770/SJ)、スパークリングピンク(LL770/SJ6P)、スパークリングレッド(LL770/SJ6R)、スパークリングブラックの全4色で展開される。

 LL850/SGとLL770/SJシリーズのハードウェアスペックはほぼ共通で、CPUはCore 2 Duo P8600(2.4GHz/FSB 1066MHz/2次キャッシュ3Mバイト)、チップセットはIntel GM45 Express、メモリはDDR3(PC3-8500)となって容量は4Gバイト(2Gバイト×2)を標準で搭載する。HDD容量は320Gバイト(5400rpm)で、LL770/SJの光学ドライブは2層対応のDVDスーパーマルチドライブを採用している。液晶ディスプレイは1280×800ドット表示に対応した15.4型ワイド(スーパーシャインビューEX2)で、IEEE802.11a/b/g/n(nはドラフト2.0準拠)対応の無線LANやギガビット対応の有線LANを備える。また、タッチパッドがズーム/サークルスクロールといったジェスチャー機能と、タッチパッド上で文字入力が行える「手書きでお助けパッド機能」に対応した。ビデオ編集ソフト「DVD MovieWriter for NEC」のAVCHDサポート、写真活用ソフト「SmartPhoto」がメモリカードスロットにメディアを挿入するだけでスライドショーを開始する「ぱっと観スライドショー機能」の実装など、春モデルからのトピックは網羅している。

 ボディサイズは362(幅)×266(奥行き)×38.1〜39.8(厚さ)ミリ、重量が約2.9キロ(LL850/SGは約3キロ)で、バッテリー駆動時間は約k1.2時間だ。オフィススイートはLL850/SGがOffice Personal 2007(SP1)、LaVie L LL750/SJシリーズがOffice Personal 2007(SP1)+PowerPoint 2007(SP1)で、OSは32ビット版Windows Vista Home Premium(SP1)と共通だ。

 発売は1月15日からの予定で、予想実売価格はLL850/SGが21万円前後、LL770/SJシリーズは全カラーともに18万円前後の見込み。なお、直販の「NEC Direct」ではスペックを変更可能なBTO対応モデルが用意されるが、店頭でワンランク上のスペックに変更できるプラスセレクションには対応していない。


こちらはLL770/SJシリーズで、液晶ディスプレイ天面にはUVコート処理もなされている。左からスパークリングホワイト(LL770/SJ)、スパークリングピンク(LL770/SJ6P)、スパークリングレッド(LL770/SJ6R)、スパークリングブラック(LL770/SJ6B)

Centrino 2プラットフォームに一新した「LL550」シリーズ

 これまでAMDプラットフォームを採用していたLaVie L スタンダードタイプでは、上位のLL570/LL550シリーズがLL550/SGシリーズに一本化され、従来のAMDプラットフォームからLL770やLL750シリーズと同じCentrino 2プラットフォームに変わり、ボディも共通になった。カラーバリエーションもホワイト、ピンク、ブラックの3色展開から、スパークリングブラックとスパークリングホワイトの2色になっている。

 具体的には、Turion X2/Athlon X2のCPUとAMD M780Vチップセットの組み合わせから、Core 2 Duo P8600(2.4GHz)とIntel GM45 ExpressのCentrino 2プラットフォームになり、容量2Gバイトのメモリ(1Gバイト×2)もDDR2からDDR3(PC3-8500対応)に引き上げられた。HDD容量は160Gバイトから320Gバイト(5400rpm)に倍増し、NXパッドがジェスチャー機能と手書き入力機能をサポートした。ボディサイズは362(幅)×266(奥行き)×38.1〜39.8(厚さ)ミリと若干増え、重量は約3キロで、ニッケル水素バッテリーの駆動時間は約1.2時間となる。

 液晶ディスプレイは、1280×800ドット表示に対応した15.4型ワイドのスーパーシャインビューEX液晶のままで、2層対応のDVDスーパーマルチドライブや、ギガビット対応の有線LANにIEEE802.11a/b/g/n(nはドラフト2.0準拠)対応の無線LAN、HDMI端子や4基のUSBポートも従来機を受け継ぐが、FeliCaポートは未搭載となった。

 OSは32ビット版Windows Vista Home Premium(SP1)で、Office Personal 2007(SP1)がプリインストールされる。発売は1月15日の予定で、予想実売価格はスパークリングブラック「LL550/SG6B」とスパークリングホワイト「LL550/SG」ともに16万円前後の見込み。直販の「NEC Direct」ではBTO対応モデルが用意されるほか、店頭のプラスセレクションではBD-ROMドライブ内蔵モデルや、PowerPoint 2007(SP1)搭載モデルもラインアップされる。

上位モデルと同じボディ/システムに一新されたLaVie L LL550シリーズ。カラバリは2色展開で、左からスパークリングブラック、スパークリングホワイトとなる

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