「P、ウチでは扱わないからねぇ」――PCパーツショップの複雑な心境:古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2009年01月17日 10時50分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

GeForce GTX 285搭載カードが一斉デビュー! ――期待する声多し

一斉に発売されたGeForce GTX 285搭載グラフィックスカード

 同じ1月16日、多くのPCパーツショップの店頭を賑わせていたのはNVIDIAの新型GPU「GeForce GTX 285」を搭載したグラフィックスカードの数々だった。ギガバイトやMSI、XFX、玄人志向、リードテック、ZOTAC、InnoVISION、Palit製のモデルが一斉に発売され、ZOTACとInnoVISIONからはオーバークロック仕様のものも同時に登場した。価格は3万8000円前後から5万円前後と、メーカーによって多少の開きがある。ただし、こちらも多くのユーザーの大注目を集めるには至っていない。

 GeForce GTX 285は、先週登場したデュアルGPU搭載のGTX 295とは異なり、シングルGPU構成となる。従来のGTX 280の上位にあたり、リファレンスではコアクロックが648MHz、メモリクロックは2.484GHz。搭載カードのメモリはGDDR3を採用し、容量は1Gバイトだ。また、2wayと3wayのSLIをサポートしている。

 入荷したフェイス本店は「GeForce GTX 295搭載カードは入荷して即完売という状況が今も続いていますが、GTX 285は意外と動きがありませんね。ハイエンド志向のユーザーがGTX 295を狙ったということでしょうか」と語り、TSUKUMO eX.も「GTX 285はシングルGPUで最上位とはいえ、GTX 295の1つ下という印象が強いのでしょう。ハイエンドユーザーの心はつかめていません」と同様の意見を述べていた。

 しかしその一方で、今後は徐々にヒットすると予想するショップも多い。T-ZONE.PC DIY SHOPは「GTX 295は2枚差しまでしか対応しませんが、GTX 285は3枚差しできます。SLI構成でのパフォーマンスを考えると、GTX 285を狙う人が少しは出てくるのではないでしょうか」。また、BLESS秋葉原本店は「オーバークロックモデルはすでに人気がありますし、ハイエンドゲーマーが放っておかないでしょう」とエールを送っていた。

左がZOTACのオーバークロックモデル「GeForce GTX285 AMP! EDITION」、右が通常版「GeForce GTX285」。価格は5万円前後と4万3000円前後だ(写真=左)。上がInnoVISIONのオーバークロックモデル「Inno3D GF-GTX285-X」、下が通常版の「Inno3D GF-GTX285」だ。価格は4万5000円前後と4万3000円前後(写真=中央)。GeForce GTX 295の新製品もギガバイトから登場。「GV-N295-18I-B」は5万8000円前後で、取材時に少数の在庫が確認できた(写真=右)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月26日 更新
  1. 実売3万9800円でノートPCを3画面化! ソースネクストのデュアル拡張ディスプレイ「DGP-DMD1401」を試す (2026年09月25日)
  2. AndroidとChromeOSが融合した次世代PC「Googlebook」の実機を見てきた ――AI統合で何が変わるのか? (2026年09月25日)
  3. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  4. なぜ競技用ゲーミングPCは光らない? HPSC久木留所長とマウス軣社長が語るアスリート支援の未来 (2026年09月24日)
  5. 「これはわれわれにとってのTGSだ」 ロジクールGが年に一度の旗艦イベント「Logicool G PLAY Tokyo 2026」を開催 熱気あふれる会場を現地レポート (2026年09月25日)
  6. ロジクールGの新型マウス「PRO X3 SUPERSTRIKE」や8K対応キーボード「PRO X2 RAPID」を見てきた (2026年09月24日)
  7. 12インチ「Surface Pro」と13インチ「Surface Laptop」に個人向けの第2世代が登場 Snapdragon X2 Plus搭載でメモリは最大24GBに (2026年09月24日)
  8. 天空がCore Ultra 5を搭載した10.51型2in1ノート「TENKU Note Pro AI」を発売 (2026年09月24日)
  9. “Vision Pro級”のMR体験が約100gの軽量グラスで? 最新の「Meta VR Glasses」を試して分かった圧倒的な快適性 (2026年09月25日)
  10. “AIスマホ”としての個性がより鮮明に 望遠カメラ刷新&AI処理が飛躍した「Pixel 11 Pro」 の実力とベンチマーク結果を検証 (2026年09月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー