2本の指を回転あるいはピンチ(つまむ/開く)操作することで回転やズーム操作が行える。回転は画像表示時、ズームは画像表示以外にWebサイト表示などでも便利に使えそうだ。
回転は、トラックパッドの上で2本の指を回す動作で認識する。それぞれの指をくいっと回す方法が基本だが、片方の指を軸にしてコンパスのように回す方法でもよい。使用するPCのスペックや表示するものにより、機能するまで少々タイムラグが生じることもある。
なお、カスタマイズ項目が回転とページ切り替え、ウィンドウ最大化/最小化だけとなり、何らかのショートカットを任意に割りあてる機能がないのは少し残念。例えば、表示画面全体を90度回転してディスプレイを縦向きで使うシーンがある。ユーティリティで設定した動作(例えば右回転動作は「Ctrl+K」のキー入力を発行)と、別途ピボットユーティリティソフトの90度回転ショートカットを「Ctrl+K」に合わせれば“できなくはない”が、こうでもしなければならないとなるとやはり少々面倒だ。
2本の指を回転する(あるいは片方を軸にコンパスで円を描くように動かす)と、表示する画像を回転できる (高画質版はこちらから) |
「ズーム」は、2本の指を開閉することで機能する。親指と人差し指、あるいは人差し指と中指で“つまんで開く”ように操作するのが基本だ。ズーム(拡大/縮小)のほか、前ページ/次ページやウィンドウ最大化/最小化の機能に切り替えることもできる。
こちらはWebサイトの拡大/縮小などにも使えるが、回転と同様に、機能するまでのタイムラグが多少あるので操作は少し難しい。ある程度の感度調整は行えるが、残念ながらそれほど有効とは感じない。慣れないと文字が“点”になるほど小さくなり、それを戻そうとして反対に“おじいちゃん用”に大きくなりすぎることになるので注意したい。
2本の指を開閉すると拡大/縮小できる。画像以外に(やや反応速度は遅めだが)ブラウザの表示サイズなども切り替えられる (高画質版はこちらから) |
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