ソニーが考えるNetbook市場、「VAIO W」の勝算は(1/2 ページ)

» 2009年07月08日 01時44分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

インスピレーションは「食」から──ユーザーのライフスタイルにしっとりなじむ優しいデザイン

photo VAIO初のNetbook「VAIO W」。左はソニーマーケティング マーケティング担当の森田氏、右はVAIO W商品企画担当の武上氏

 「拡大するNetbook市場は、やはり大きなビジネスチャンスがある。後発組として、“VAIOならでは”の特徴を多分に盛り込み、満を持して投入するNetbookだ」──。ソニーは7月7日、VAIO初のNetbook「VAIO W」シリーズを発表した。

 VAIO Wは「つながっている毎日へ」をテーマフレーズに展開する。幅広い年齢層に向け、コンパクトなPCを持ち運び、好きな場所でインターネットを使うこと、そして楽しむことを体験してもらいたい──。例えば、キッチンでレシピを表示しながら料理する、ベッドで寝ころびながらインターネットを楽しむ、ソファでくつろぎながらメールやブログをチェックするなどといった、現在、日常的にPCをばりばり使うユーザー“ではない”、ライトユーザー層に向けた利用シーンを改めて想定する。

 「Flavored VAIO」のイメージを大切にしたVAIO Wのボディは、従来のモバイルPCで表現していた先鋭的なものとは異なり、「親しみやすく、丸みを帯びたフォルムにより、ユーザーのライフスタイルにしっとりなじむ優しいデザイン」(ソニー NPSG・VAIO事業本部企画戦略部門の武上有里氏)をコンセプトに盛り込んだ。そのインスピレーションは「食」から得たという。

 「デザインやカラーリングは、マンゴーなどの南国フルーツ、チョコレートやマカロンといったスイーツなどからインスピレーションを得て、親しみやすく優しいフォルムに仕上げました。ディスプレイを開いた内側も、“フルーツの果肉”や“チョコレートを包む銀紙”などをイメージしています。VAIOのアイデンティティでもあるアイソレーションキーボードとともに、見る角度によって花や星など、いろいろなものに見える不思議なパターンを施すことで“ちょっとしたアクセント”になるデザインタッチパッドを採用しました」(ソニー クリエイティブC クロスオーバーデザイングループの界若葉氏)

photophoto ホワイト、ピンク、ブラウン(ソニースタイル限定)のカラーで展開。「親しみやすく、優しいフォルムやカラーリングを目指した」(界氏 写真=右)。天板カラーはパール塗料を含み、見る角度によって色が変化して見える
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月22日 更新
  1. あの“コトコト音”がさらに進化した65%キーボード「ZEN65」の極上キータッチを試す 真ちゅう製内部構造と約1.5kgの重厚ボディー (2026年07月21日)
  2. GoogleがAIモデル「Gemma 4」の大規模改善を発表/Windows 11における既知の不具合を公表 (2026年07月19日)
  3. ジェンスン・ファンCEO、「セガ」と「T-ZONE」を語る (2026年07月17日)
  4. 持ち歩きに最適な14型モバイルディスプレイ! サンワサプライ「DP-08」のメリットと“軽すぎるがゆえの注意点”を検証 (2026年07月21日)
  5. 企業や業種の垣根を越えるコミュニティ「印刷女子」が提示する、“推し”から始まる新しい価値創造と印刷ビジネスの可能性 (2026年07月20日)
  6. MicrosoftのAIセキュリティ新戦略「Project Perception」とは? 脆弱性を先回りしてふさぐ次世代の防御 (2026年07月21日)
  7. ギガバイトから40周年記念のRTX 5080やX870マザーが登場! Lian-Liの次世代ファンもアキバで話題に (2026年07月20日)
  8. 新CPU「Ryzen 7 7700X3D」が登場も悩ましい事情/修理需要で売れる3500円のコードレス精密工具 (2026年07月18日)
  9. ノートPCやスマホの「充電器(ACアダプター)」は何を見て選べばいい? ポイントは3つ (2026年07月14日)
  10. 価格高騰&Win 10サポート終了の救世主? あえて旧世代CPUを搭載するミニPC「GMKtec NucBox M3 Pro」の実力 (2026年07月15日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー