キヤノン、音声ガイド機能搭載の昇華型フォトプリンタ「SELPHY ES40」

» 2009年08月20日 14時01分 公開
[ITmedia]
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photo 「SELPHY ES40」

 キヤノンは8月20日、コンパクトな昇華型フォトプリンタ「SELPHY」の新製品「SELPHY ES40」9月上旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は2万円前後。

 2008年8月に発表された同 ES30の後継機種。操作のほか印刷プレビューなどの確認に利用できるカラー液晶や金/銀印刷を可能にする「イージーフォトパック」などへの対応はそのまま、本体に音声ガイド機能を搭載することで、操作の簡便性を高めた。

 音声ガイドについては2009年春モデルに添付されたソフトウェア「SELPHY Photo Print」でも実装されていたが、新製品では本体に搭載され、通常印刷はもちろん、カレンダーの作製や写真へのフレーム付加などの機能も、音声に従って操作することで簡単に操作できる。

 画像処理エンジン「DiGiC II」とプリントエンジン「SELPHY プロセッサー」を組み合わせた「SELPHY DIGIC System」を搭載しており、写真の自動補正も行える。逆光などで暗くなってしまった写真を補正する「自動写真補正」にはノイズリダクションも追加されており、より高画質なプリントが行える。肌の質感をより美しくする「美肌効果」も用意されている。複数画像を1枚の用紙に印刷できるマルチレイアウトやふきだし印刷のテンプレートも一新され、フレームは16種類、スタンプは10種類、カレンダーは12種類が用意されている。

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 4種類のカードスロットを搭載しており、SDメモリーカードやCF、メモリースティックなど各種メディアを直接差し込んでの印刷が可能なほか、PictBridgeに準拠しており、さまざまな機器からのダイレクトプリントも行える。オプションで用意されているBluetoothユニット「BU-30」を装着することで、対応携帯電話などからの印刷も可能だ。

 プリント方式はオーバーコート付きの昇華型熱転写方式で、解像度は最高300×600dpi、階調数は256階調/色。Lサイズ/ポストカード/カードの各サイズへの印刷が行える。本体にACアダプタを内蔵しており、設置性と可搬性も向上した。サイズは225(幅)×138(高さ)×226.3(奥行き)ミリ、約2090グラム。

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