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11.6型ワイドディスプレイを備える「Aspire Timeline AS1410」
これでどうだ──。コストパフォーマンスに優れるCULVプロセッサ搭載の“普通に使える”ノートPCに普及の兆しが見られ、2009年秋冬モデルでは国内メーカーもCULVノートモデルを投入し始めた。そんなCULVノートPCの先駆けとなった「Aspire Timeline 」シリーズを2009年6月に投入した日本エイサーが、10月になって投入する他社CULVノートPCやメーカーに対し、これでどうだと「さらに突き放す次の一手」を用意していた。
11.6型ワイドのディスプレイを採用した新モデル「Aspire Timeline AS1410 」は、PCを常に持ち運び、業務でも利用したいと考えるモバイルノートPCユーザーにとって「パーフェクトバランスノート」(日本エイサープロダクトマーケティング部の稲川公裕シニアマネージャー)と呼べる特徴を持っているといえるだろう。
では早速、Aspire Timeline AS1410を写真と動画で見ていこう。なお、今回の発表会で披露された実機は日本市場向けではない(先日発生した大型台風の影響で、残念ながら到着が遅れてしまったようだ)。搭載CPUやキーボード配列など、製品版と少し異なる部分があることは了承願いたい。
11.6型ワイドのディスプレイを備える「Aspire Timeline AS1410」(左)と13.3型ワイドのディスプレイを備える「Aspire Timeline AS3810」(右)。AS1410はディスプレイが小さくなった分、ボディもひとまわり小型だ。重量も6セル/7時間駆動(省電力モード使用時は8時間)のバッテリーを備え、約1.38キロと相当軽量になった(約1.6キロのAS3810が、もう少し軽ければと常々思う人もいただろう)。 ディスプレイ表面とディスプレイベゼルは光沢パネルとなっており、角度によって外光や顔の映り込みが発生するうえ、ベゼル部は特に指紋の付着がやや目立つ(個人的には非光沢パネルにしてほしかった)。ちなみにCore 2 Duo SU9400を搭載するAS3810も、OSを64ビット版Windows 7 Home Premiumに刷新しつつ、対策も取りつつ 、価格据え置きの8万9800円前後で10月22日に発売する
一方(……というものでもないが、)ボディデザインは側面やヒンジ部も含めて、AS3810とは別モノといえるほどかなり違う。ヒンジ部の造形や電源キーの位置などから、Aspire Timeline AS3810の兄弟モデルというより、Aspire oneの上位モデルといった感じか。金属ボディにつや消し処理を施した、直線的かつ平面的で“板”っぽい……、いい意味で無骨な仕事道具という印象が好ましかったAS3810とは異なり、AS1410のボディはやや丸みを帯びており、つやのあるカラー天板を採用する。カラーバリエーションも豊富な“つやあり”ボディは確かに鮮やかできれいだ(半面、指紋の付着はどうしても目立つ)。これは、ストイックな仕事道具とする層より、もう少し広め──やや個人用途よりとなるユーザー層も想定するためだろう
本体左側面にアナログRGB、DC端子、排熱口、HDMI出力(HDCP対応)、USB 2.0、右側面にマルチメモリカードリーダー(SDHC対応SDメモリーカード、MMC、PRO対応メモリースティック、xDピクチャーカード)、イヤフォン出力/マイク入力、USB 2.0×2、1000BASE-T対応有線LAN、前面に省電力モード切り替えと無線LANオン/オフスイッチが備わり、HDDランプなどの各種LED(発光色はブルー)が並ぶ。メモリはDDR2-677MHzで、SO-DIMMスロットを2基備える。空きスロットが1基あり、最大4Gバイトまで搭載できる
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