これ1つでかなりイける──WiMAX対応無線LANルータ「AtermWM3300R」使いこなしガイド“WiMAX Speed Wi-Fi”レビュー(4/5 ページ)

» 2010年07月22日 11時00分 公開
[坪山博貴,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

バッテリーを搭載し、いつでもどこでも利用可能──モバイルバッテリーなどとの併用も

 WM3300Rは、着脱・交換が可能なバッテリー(3.7ボルト/1880ミリアンペアアワー)を内蔵しており、無線LANルータとして約2.5時間の動作が可能だ。利用シーンにもよるが、一定の場所(移動/基地局のハンドオーバーなし)で使うだけなら実測で3時間程度動作することもある。

 さて、WM3300Rはポータブル無線LANルータということで基本的に手元に置いて使うだろう。それなら、無線LANの出力を絞るとさらなる動作時間の延長が望める。設定画面で無線LAN出力を「12.5%まで落とす」と、PCの一般的な利用においてもバッテリー動作時間が3時間を切ることがほぼなくなるほどだ。12.5%に落としても見通しで10メートル以上は電波が届き、よほど離れた場所で使うのでなければ困らない。こちらは、より長くバッテリーで動作させるちょっとしたコツだ。

photophoto 3.7ボルト/1880ミリアンペアアワーのリチウムイオンバッテリーを備える。バッテリーケースを外すと、初期設定のSSIDや暗号キーも確認できる(写真=左)。本体を手元に置いて使うなら、電波の送信出力を抑えると、若干のバッテリー動作時間の向上につながる(画像=右)

photo (想定利用の範囲外なので使用は自己責任としてほしいが)USB出力型のモバイルバッテリーと併用するのもおいしい使い方だ

 バッテリーの充電は、付属するACアダプタのほか、電源オフの状態なら付属するUSBケーブルを利用してPCのUSBポートから充電できる。

 また、(メーカーが想定する利用範囲外なので自己責任としてほしいが)USB出力型の汎用ポータブルバッテリーを併用するのも便利。例えば三洋電機「エネループ スティックブースター(KBC-D1AS)」を用いると、おおむね1時間〜1.5時間ほどバッテリー動作時間を延長できる(さらに単三形のエネループをスペアとして複数本携帯しておけば、そのまま継ぎ足し利用もできる)。より大容量(例えば3.7ボルト/5000ミリアンペアアワーほど)のポータブルバッテリーであれば、内蔵バッテリーと合わせて約8時間もの動作も可能である。

 注意点があるとすれば、WM3300Rは常に内蔵バッテリーからの給電で動作する仕様のため、内蔵バッテリーがカラになってからポータブルバッテリーを接続しても動作しない(か、短時間で電源か切れてしまう)ことだ。内蔵バッテリーが充分残っている状態でポータブルバッテリーを使うのが利用におけるコツだ。

 内蔵バッテリーは「AtermWM3300R用電池パック(PA-WM01B)」として単体販売も行われている。これを複数用意して長時間の動作に備えるのもよいだろう。ちなみに、このバッテリーは汎用形状のもので、一部の他社製品(例えば三洋電機“Xacti”シリーズ用「DB-L50」)と共通だったりもする。もちろん、標準バッテリー以外での利用は動作保証外なので、自己責任としてほしい(※バッテリーの液漏れなどで故障が発生した場合などは、保証期間内でも有償修理だろうし、そもそも修理を受け付けてもらえないことがある)。

 さて、7〜10時間もバッテリー動作するモバイルノートPCやモバイル機器が増えた中、肝心のWM3300Rが3時間程度しか持たないのではやはり心細い(これは、ポータブル無線LANルータ全般に言えることではあるが)。より長くモバイル環境で利用したいなら、スペアバッテリーやモバイルバッテリーを使う方法でこの弱点をおおむね解消できてしまう。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月25日 更新
  1. エアコンがない部屋を冷やせる「Dreemstar 冷風扇」がセールで50%オフの9980円に (2026年07月23日)
  2. 実売2万円切りで実働10日間のバッテリー駆動! 「Amazfit Bip Max」は初めてのスマートウォッチに最適か (2026年07月24日)
  3. バッファロー、外付けHDDやWi-Fiルーターなど105製品で最大42.5%の値上げ (2026年07月23日)
  4. Windows 11 バージョン 24H2/25H2搭載のデル製PCに6月のプレビュー更新を適用するとパフォーマンス低下の恐れ 「帯域外更新」で対処 (2026年07月23日)
  5. 東レの最新カーボン技術で約999gと長時間バッテリーを両立させた“法人向けLAVIE”が登場 ブランド統一の背景とは (2026年07月23日)
  6. 高価なグラフィックスカードを守る「過熱保護ケーブル」に注目! 夏を乗り切るNoctua製簡易水冷も販路拡大で続々入荷 (2026年07月25日)
  7. プラネックス、10GbE接続に対応した5ポート搭載アンマネージドスイッチ (2026年07月24日)
  8. Garmin、液晶非搭載の軽量スマートバンド「CIRQA Smart Band」 (2026年07月23日)
  9. AMDがサーバ/HPC向けの「第6世代EPYC」「Instinct MI400」を発表 搭載製品は順次市場投入 (2026年07月24日)
  10. ケーブル抜き差しで“瞬断”しない、バッファローの高出力な多ポートUSB PD充電器が便利すぎる (2026年07月23日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー