PCも“超らくらく”、シニア層+αに訴求──富士通、らくらくホン連携機能付き「らくらくパソコン3」らくらくホン7とセットでどうぞ(1/2 ページ)

» 2010年07月27日 16時12分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

ケータイはらくらくホン、PCは「らくらくパソコン」

photo FMVらくらくパソコン3(ノートモデル)とCMキャラクターの大竹しのぶさん

 富士通は7月27日、シニア向けPC「FMVらくらくパソコン3」を発表。2010年7月29日に発売する。

 らくらくパソコン3は、同社の携帯電話「らくらくホン」シリーズと同様の想定ユーザーや利用シーンを想定して展開する「かんたん」「使いやすい」「あんしん」の機能や性能を追求したPC。新たにらくらくホン7で撮影した写真を容易にPCへ取り込める専用機能や、画面のタッチ操作で扱える機能を強化し、シニア層に定評のあるらくらくホンシリーズの特徴を、PCにも──と強く訴求する。携帯電話とPCを連携・統一したブランドイメージで展開し、CMキャラクターもらくらくホンシリーズと同じ大竹しのぶさんを起用する。

 ラインアップは、20型ワイドのディスプレイを備える液晶一体型デスクトップモデル(FMV ESPRIMO FH/R3)と15.6型ワイドのディスプレイを備えるノートモデル(FMV LIFEBOOK AH/R3)の2モデルで展開。それぞれ画面に触れて操作できるタッチパネルを標準で搭載し、らくらくホン7専用の卓上クレードルが付属する。価格はオープン、想定実売価格は液晶一体モデルが16万円前後、ノートPCモデルが14万円弱と予想される。


 携帯電話のらくらくホンは、累計約1800万台出荷に達する人気シリーズ。ターゲットを絞り、その層に向けた機能向上に徹底して努めたことで、特に60代以上のターゲットユーザーが名指し購入するほど受け入れられている。2008年に第1弾を投入したらくらくパソコンも「らくらくホンのいいところをPCにも」を訴求メッセージに展開する考えだ。

 「なぜ、らくらくパソコンなのか──。富士通は、人間を中心とした“新しいサービスビジネスの創造(ヒューマンセントリックなインテリジェント・ソサエティ)”をスローガンに掲げ、その中でPCは重要なフロントエンド(利用者が直接操作する機器)として位置付けている。60代以上のPC普及率は、まだ携帯電話(らくらくホン訴求層)に比べて20ポイント強ほど低い現状があるが、この層は何に困っているか。“つなぐ”と“入力する”。この2つの項目がPCを使うにあたる障壁になっていたことが分かった。今回で3代目となるFMVらくらくパソコン3は特にこの2点に注力して開発した。らくらくホンと今まで以上に連携を強化すれば、(今後の老齢化社会も見据え)PC利用率も上がっていくと考える」(富士通執行役員の佐相秀幸副社長)

photophoto  富士通執行役員の佐相秀幸副社長(左) 「明快なターゲットの設定とニーズにマッチする技術開発、そして明快なプロモーション展開、らくらくホンはこれにより成功した。らくらくパソコンで、それを横展開していきたい。らくらくパソコンも、らくらくホンほど認知度が上がるよう育てたい」同執行役員の大谷信雄常務(右)
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